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日本写真史 101人の「1枚」
◇左京 遺族や本人が厳選
幕末から現代までの日本写真史を彩った写真家101人の作品を紹介する企画展「私の1枚」が細見美術館(左京区)で開かれている。5月17日まで。
- 会場には幕末から現代までに撮影された様々な写真が並ぶ(左京区で)
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フィルムや印画紙などで写真文化を支えてきた「富士フイルム」(東京)が昨年1月、創立80周年を記念して巨匠たちの作品を収集。コレクションは遺族や撮影者本人らによって厳選されたもので、会場には時代を遡る形で展示されている。
東京・浅草に集う人々に向き合う鬼海弘雄さんが写した少女や、森山大道さんが捉えたうろつく犬の姿、アラーキーの愛称で知られる荒木経惟さんが渡し船に横たわる妻を撮影した1枚、幕末に各地を巡った英国人フェリーチェ・ベアトが長崎・中島川を記録した作品などが並ぶ。入館料は一般1100円、中学・高校・大学生800円。問い合わせは、同館(075・752・5555)へ。
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県警が選挙違反取締本部を設置
来月実施される統一地方選に向け、県警は24日、選挙違反取締本部を設置し、県警本部と県内45署に看板を掲げた。前回より約1100人多い約7340人態勢で取り締まりに臨む。
県警によると、23日現在、警告件数は45件で、前回より16件増加。県議選が21件、名古屋市議選が14件などで、警告内容としては不適切掲示や規定枚数超過などのぼりに関するもの(18件)や選挙管理委員会の表示のない看板設置(14件)が目立っている。
発達障害児に相棒ロボ
■教育支援 名大など開発へ
発達障害の可能性がある児童の教育支援や心のケアをするロボットを共同で研究開発すると、名古屋大など3大学と発達障害児支援塾の岐阜創発研究会「ひかりキッズ」(岐阜市)が24日、発表した。
同大、名古屋工業大、中京大の人工知能を専門とする准教授3人らがそれぞれの研究成果を統合。児童が先生として教えることで、自信を持ったり、学習を深めたり、他者とのコミュニケーションを学んだりするロボットの開発を目指す。
「ひかりキッズ」には、来年度小学3~5年生になる発達障害の可能性のある児童3人が通っており、4月からロボットと児童と大人が一緒に会話や学習をする実験を行う。会話機能のある市販のロボットに、一緒に問題を解くロボットや人に世話をされるロボットの機能を搭載し、コミュニケーションを通じてロボットが与える効果を調べ、児童への最適な対応を探る。蓄積データからプログラムを作成し、5年後には形や外見も含めて新しいロボットを作り出したい考えだ。
岐阜創発研究会の柴橋正直会長は「普段の生活で適応できずに自信を失ったり、ストレスを感じたりする児童にとって、よき理解者になるようなロボットができれば」と期待を寄せた。
鳥取空港サポーター 人気低空飛行
◇コナン文具特典に反響 会員増期待
県などが昨年3月から募集している、鳥取空港内の売店やレストランの割引きなどの特典がある「鳥取空港サポートクラブ」の会員数が目標の1万人に対し、668人(20日現在)と低調だ。関係者はサポートクラブ会員を増やして、空港利用を定着させ、低迷する飛行機の搭乗率をアップさせたい考え。同空港の愛称は今月から「鳥取砂丘コナン空港」となっており、人気漫画にあやかって会員増を目指す。(高山智仁)
県東中部の自治体と兵庫県新温泉町、香美町、経済団体など25団体でつくる懇話会が実施。入会金、年会費無料で、会員証を提示すれば、空港内のショップでの買い物やレストランでのコーヒー、紅茶、ジュースが5%割引されるほか、ANAの東京(羽田)便を5回利用すると5000円の商品券がもらえる。
会員数は、PR不足もあって、今年1月1日時点では601人と低調。しかし、空港の愛称化に伴い、入会者に漫画「名探偵コナン」のキャラクターを描いたオリジナルボールペンを贈呈する特典を追加したところ、20日間で50人以上増加した。担当者は「ボールペン目当ての人も相当数いるはず」と分析する。
同空港は昨年3月から、国土交通省の「政策コンテスト」に採択され、2年間限定で東京便が1日4便から5便に増便されており、来年以降の便数は利用実績次第。県によると、2月の利用実績は搭乗率50・0%と、安定運行の目安となる60%を下回っており、鳥取市の担当者は「5便化継続の問題もコナンに解決してもらえたら」と期待を込める。
入会は専用の届出書を同クラブ事務局に提出するか、専用ホームページから申し込む。問い合わせは、鳥取市交通政策課内の同会事務局(0857・20・3257)。
警らパト 初の女性隊員
◇県警 活躍の場広げる
◇若手3人 感性生かす
パトカーの機動力を生かして巡回や職務質問にあたる県警機動警ら隊(機ら隊)に、初の女性隊員が誕生した。女性警察官の活躍の場を広げることが狙いで、警察官になって4~5年目の若手3人が選ばれた。三木啓資隊長は「犯罪者がいる現場に一番早く到着することが多い。女性特有の感性と柔らかい人当たりで、犯罪の摘発に取り組んでほしい」と期待を寄せる。(三島浩樹)
いずれも巡査長で、5年目の市村愛子さん(27)、4年目の西久保奈月さん(26)と同期の加藤友里さん(27)。12日付で配属された。
3人とも直前までは交番に勤務し、それぞれがパトカー乗務に憧れを抱いていた。さらに、ストーカーやDV(配偶者・交際相手からの暴力)など女性を狙った事案の認知件数が増える中、性犯罪被害に遭った女性の事情聴取や女性被疑者の身体検査など、男性警察官だけでは対応が難しい現場を経験するたびに、「緊急走行で駆けつけられたら」との思いを抱えていたという。
真庭署地域課勤務だった市村さんは「現場に着いたら、先に駆けつけた男性警察官が待っている状態。もどかしかった」。新見署地域課だった西久保さんも「現場では『女性にしか話したくない』という人が多かった。女性の被害者だとなおさら」と振り返る。
地域課によると、交通部門のパトカーや白バイで乗務する女性警察官はいるが、機ら隊をはじめとする地域部門のパトカーは、ひったくりやけんか、もめ事などの現場に行くことが多いため、男性しか配属していなかった。現場で女性が必要とされるケースが増えており、県警は機ら隊への女性の配属を決定。昨年9月の「パトカー技能検定」から、地域部門を志望する女性警察官の受験を認めた。
3人は23日からパトカーの運転訓練などを始めた。加藤さんは「犯罪摘発のために刑法や特別法の知識を深め、職務質問のやり方をしっかり学びたい」と気を引き締めている。
女性警官増員へ目標 県警で働く女性警察官は、2月1日現在で約310人。県警は2020年度までに、県内の全警察官に占める女性警察官の割合を、現在の8・8%から10%に引き上げる方針を打ち出している。