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大法会へ出発進行 JRでラッピング列車
JR西日本は18日、4月2日から始まる高野山開創1200年記念大法会に合わせ、壇上伽藍(がらん)の建物などをあしらったラッピング列車(2両)の運行を開始した。秋頃まで主に和歌山線(和歌山―王寺)で走る予定。
車体のヘッドマークには、弘法大師・空海を高野山に案内したとされる狩場明神(高野御子大神)の犬2匹が描かれている。側面には奥之院、丹生都比売(にうつひめ)神社、大法会のマスコットキャラクター「こうやくん」などがあしらわれている。
今月22日午前8時50分からは橋本駅でラッピング列車と、コンコースに展示される「撫(な)で三鈷杵(さんこしょ)」の披露イベントが開かれる。問い合わせは同社和歌山支社営業課(073・425・6091)。
38キロ以降 富山湾満喫
名水マラソン新コース
- 富山湾が広がる38キロ付近に立つ嶋田さん
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「第32回カーター記念 黒部名水マラソン」(黒部市など主催、読売新聞社など共催)が5月24日に黒部市で開かれるのを前に、今大会のコースを、昨年大会からペースランナーを務める市内在住の嶋田晋(すすむ)さん(42)と一緒に巡った。
「ここが一番のお気に入り。心地よい風と潮騒を感じながら走れる」。嶋田さんが強調するのは約38キロ付近だ。建物などで遮られていた視界が一気に開けて、海岸線に出る。富山湾の風景が広がると、続いて「生地鼻灯台」や船の通行時に橋が回転する「生地中橋」など名所が相次いで現れる。
沿岸部以外にも、見所は多い。10キロ過ぎの市中心部の商店街は、今年から新たにコースに加わった。沿道からのにぎやかな応援に期待したい。
大会当日は、16キロ付近「箱根の清水」前に給水所が設置され、桜井中学校の生徒たちがボランティアで給水を手伝ってくれる。北陸新幹線・黒部宇奈月温泉駅近くでは、市内のフラダンス愛好家が踊りでランナーをもり立てる予定だ。
27キロ付近から約8キロは黒部川沿いを通る。「川べりのさわやかな風がランナーを後押ししてくれるはず」と嶋田さんも楽しみにする。
嶋田さんは「北陸新幹線開業で移動の負担も軽くなる。全国のランナーに自然豊かなコースを満喫してほしい」と話している。
フルマラソンと10キロの部の参加申し込みは、3月24日まで。申し込みは、ウェブサイト(http://runnet.jp/)から。問い合わせは、大会実行委(0765・57・2300)へ。
高橋尚子さんトークショー
「第32回カーター記念 黒部名水マラソン」の第3回実行委員会が17日、黒部市内で開かれ、大会前日の5月23日にシドニー五輪金メダリストの高橋尚子さん(42)のトークショーを開くことを報告した。
5月23日午後3時45分から、市総合体育センターサブアリーナ。入場無料。
リオ五輪で「金」狙う 競歩・鈴木選手
全日本競歩能美大会で世界新記録を樹立した鈴木雄介選手(27)(能美市辰口町出身)が17日、県庁を訪れ、谷本知事に報告した。
鈴木選手は、北陸新幹線金沢開業翌日の15日、同大会男子20キロで1時間16分36秒の記録で優勝。これまでフランスの選手が持っていた1時間17分2秒の世界記録を上回る快挙を成し遂げた。これにより、8月の世界選手権北京大会代表に内定した。
谷本知事と笑顔で握手を交わした鈴木選手は、「調子が良かったので、自己ベストは確信していた。チャンスがあれば世界記録を狙おうと思っていた」と大会を振り返り、「まだ試していない理想の練習があり、それができればもっといける自信がある。世界記録は一つのステップと考え、世界陸上やリオ五輪で金メダルを取りたい」と意気込みを語った。
谷本知事は、能美大会を主催した日本陸上競技連盟が、「日本記録」のボードを用意していたが、「世界記録」を準備していなかったことに触れ、「これからは常に世界記録更新の記念ボードを持って行かなきゃね」と笑いを誘った。さらに、「冷静な自己分析ができてすばらしい。世界大会ではぜひ石川県に一番似合う色のメダルを」とエールを送った。
県から鈴木選手へ現時点で何らかの賞を贈ることについては「世界陸上やリオ五輪を控えた今は、かえって僭越(せんえつ)」と述べ、否定した。
岡崎に水素ステーション GSと一体化
燃料電池車に燃料の水素を補給する水素ステーションの開所式が17日、岡崎市羽根町のJX日鉱日石エネルギーのガソリンスタンドで行われた。
同社によると、あらかじめ工場などで製造した水素を運び込んで販売する通常の方式とは異なり、現地で水素を製造、提供する国内で初めてのタイプ。スタンド敷地内に設けられた水素ステーションでは、プロパンガスと水道水で水素が製造される。
開所式で、JX日鉱日石エネルギーの内島一郎副社長は「ガソリンスタンドと水素ステーション一体型の施設は車のメンテナンスの上でも販売、消費者双方に望ましい」とあいさつ。トヨタ自動車の燃料電池車「ミライ」に3分程度で水素が充填(じゅうてん)された。
四日市「環境未来館」 公害研究展示進む
21日にオープンする四日市市安島の「四日市公害と環境未来館」で、記念事業「公害・環境に関する作品展」の展示作業が行われている。
同展では、環境未来館の活用について、市と連携協定を結んだ4大学・高専や、市内と川越、菰野町の小中学校、高校の研究作品を紹介する。
4大学・高専のうち、四日市大学は16、17日に「四日市公害に学ぶ~持続可能な北勢地域へ~」と題したパネル展示を整えた。同大では約5年かけて、大気汚染の原因となった有害物質の規制強化と、公害患者減少の関係を明らかにする「環境と経済の統合モデル」を構築。パネルではその研究成果や、中国とモンゴルで実施した大気汚染調査、伊勢湾における漂流・漂着ごみの研究、鈴鹿山脈におけるブナ林調査などを紹介する。
また三重大学は、工学研究科の大学院生が四日市旧港から市役所にかけてのエリアを、環境に優しい街として開発することを提案した大型模型を展示する予定だ。
作品展は31日まで(23日は休館)。展示内容に関する研究発表会が22日午後1時から行われる。
オープン記念事業はこのほか、地球温暖化や気候変動の様子を映し出すことができるデジタル地球儀の展示(28、29日)、未来の環境を守るためのメッセージを伝える「ちびっこ環境劇」(29日午後1時半)が予定されている。