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D51 転車台に
◇旧津山扇形機関車庫
津山市大谷の旧津山扇形機関車庫に展示するため、旧交通科学博物館(大阪市港区、昨年4月閉館)から移送されていた蒸気機関車(SL)の「D51」が16日、同車庫に入庫した。
D51は、本体(32トン)と車輪(39トン)、炭水車(20トン)に3分割されて9日にJR津山駅構内に到着、構内で元に戻す作業が行われていた。
入庫作業は午前9時に始まり、2号機を示す「D512」のプレートを付けた車両は、ディーゼル機関車に押されながら車両の向きを変える転車台にのせられてゆっくりと転回した後、9番車庫に納められた。
市観光協会やJR鉄道OB会の会員約20人が作業を見守り、無事、収容されると大きな拍手を送っていた。同協会の竹内佑宜会長は「県北の遺産として多くの観光客や鉄道ファンに見に来てほしい」と話していた。
同車庫には、このほかにディーゼル機関車の「DD13」「DF50」の2両も17日までに同博物館から移送されることになっている。
免許返納 観光お得に
◇来月から、県内5施設入場料2割引き
身体機能や判断能力の低下などで、運転免許証を自主返納した人に対し、県内五つの観光施設の入場料金を割り引く協定を16日、県警と県観光事業団が締結した。高齢ドライバーらの交通安全対策と同時に、施設利用促進の狙いもある。同様の〈特典制度〉は県内各地で広がっており、関係者は「自主返納のきっかけに」と期待する。(古賀愛子)
県警によると、昨年1年間の人身事故1168件のうち、65歳以上の高齢者が第一当事者となった事故は241件(20・6%)と、2005年の13・7%から大幅増。死者34人中、高齢者は20人と約6割を占めた。
昨年の全免許人口に占める高齢者率も22・4%と、05年の14・7%から増。この先10年で34%を超える可能性もあり、3人に1人以上が高齢ドライバーとなる。
協定では、免許証を自主返納し、返納後5年以内の申請者に発行する「運転経歴証明書」を提示すると、本人に加え、同伴者1人の入場料金が2割引きになる。来月1日から運用を始める。
県警本部で締結式があり、同事業団の衣笠克則理事長は「交通安全、そして新たな観光客の呼び込みにつながれば」と話した。
◇
県警は、高齢者を中心に、身体能力の低下などを感じたり、家族が送迎するなど運転の必要がなくなったりした人に、免許証の自主返納を呼びかけている。一方、返納者への支援制度の充実も図る。
10年には、身分証として利用できる運転経歴証明書の申請手数料1000円を、県交通安全協会員なら無料にする制度を始めた。
県ハイヤータクシー協会なども11年から、同証明書を提示すると、運賃を1割引きに。各自治体によるバス回数券交付などの取り組みも、増え始めた。また、皆生温泉の一部旅館では今年1月から、八橋、米子、境港、黒坂の4署管内に住む人は、同証明書の発行から1年間、入浴料が2割引きとなる特典を受けられるようになった。
その結果、自主返納者数は10年の201人(うち高齢者186人)から、昨年は929人(同874人)と過去最多に。県警は「制度の存在や内容を多くの人に知ってもらい、有効活用してほしい。今回の協定が、返納を迷っている人の後押しになれば」としている。
◇「運転経歴証明書」を提示すれば2割引きになる県内5施設
・鳥取砂丘こどもの国(鳥取市)
・中国庭園「燕趙園」(湯梨浜町)
・鳥取二十世紀梨記念館(倉吉市)
・とっとり花回廊(南部町)
・夢みなとタワー(境港市)
函館水産高校実習船が帰港
ハワイ・カウアイ島沖で海洋実習中、乗船していた函館水産高校の男子生徒(16)が行方不明になった北海道の実習船「北鳳丸」が17日午前、函館港に帰港した。函館海上保安部は今後、船長らから事情を聞く方針。同船の沢田成彦船長は、報道陣に「生徒が行方不明になる事故を起こし、大変申し訳ありません」などと陳謝した。
道教育委員会によると、北鳳丸は日本時間2月24日にホノルル港で他の生徒を下ろした後も、同3月3日まで現場海域で捜索を続けたが、男子生徒の手がかりは見つからなかった。
駅前に恐竜現る=福井県
JR福井駅前に登場した実物大の恐竜モニュメント=7日午前、福井市
JR福井駅の西口広場に、実物大の動く恐竜モニュメントが登場した。14日の北陸新幹線金沢延伸を前に、福井県にも観光客を呼び込もうと県が設置したもので、駅舎には縦10メートル、横45メートルの壁画もお目見え。駅前を訪れた家族連れが写真を撮るなどして恐竜の迫力を実感していた。
同県勝山市は日本最大の恐竜化石の産地で、「フクイサウルス」「フクイティタン」といった恐竜の化石が発掘されている。西川一誠知事は「県のダントツブランドである恐竜で、特色ある駅前にしたい」と話した。【もぎたて便】
ノーベル賞メダルのレプリカを寄贈
昨年のノーベル物理学賞を受賞した赤崎勇・名城大教授と天野浩・名古屋大教授が16日、ノーベル賞メダルのレプリカをそれぞれの大学に寄贈した。名城大は25日から付属図書館で一般公開、名古屋大は赤崎記念研究館に展示する予定。
名古屋大では、天野教授へ14人目となる同大特別教授の称号授与式が行われ、浜口道成学長が証書を授与、天野教授はメダルのレプリカを浜口学長に手渡した。
名城大では、ノーベル賞受賞記念展示の開会イベントが行われ、出席した赤崎、天野両教授が会場にレプリカを設置。天野教授は「若い学生が『よし、俺も私も!』という気持ちになってくれたら望外の望みです」と語った。