韓国への訪問客数は日本人がトップ

　

　12月1日、韓国への外国人訪問者数が900万人を突破した

　大韓航空はこのほど、12月1日に韓国を訪問した外国人が900万人を達成したと発表した。900万人目は日本の乗客で、大韓航空 KE780便にて静岡から搭乗したお客だったという。当日は、仁川国際空港1階到着ロビーにて記念式典が行われた。

　韓国への訪問客数は現在日本人がトップで、約33%を占めている。2位は中国、3位はアメリカ。東日本大震災の影響で日本人の訪韓者数は一時的に激減したが、その後急速に回復、今年は3年連続で300万人台を記録することがほぼ確実視されている。

エクスペディア、「最低価格保証サービス」を海外ツアーでも実施

　

　海外旅行サイトを運営するエクスペディア ジャパンは21日、海外ホテル予約で行っている「海外ホテル最低価格保証サービス」に引き続き、海外ツアーもどこのサイトよりも安く提供する「海外ツアー最低価格保証サービス」を開始した。

　エクスペディア ジャパン「最低価格保証サービス」ページ

　同サービスは、同社が運営する海外ホテル・ツアー予約サイト「Expedia.co.jp」内の「ホテル、航空会社指定」ツアーが、同一条件で他のサイトより高かった場合、ツアー料金の差額プラス1,000円を返金するというもの。対象は、同サイト上で予約可能なすべての「ホテル、航空会社指定」海外ツアーで、比較対象となるのは他のサイト上で即時予約可能な海外ツアーとなる。

　差額返金は、同サイトで予約した後に、翌日末までに該当商品詳細がわかるURLと一緒に予約内容詳細が記されたメールを添付することが条件。なお、「ホテル、航空会社」の両方または片方が未指定のツアーは対象外としている。

東武東上線「TJライナー」年末の週末限定で増発

　

　東武鉄道は8日より、東武東上線で木曜・金曜限定の臨時列車「TJライナー23:20(ニーサン ニーマル)」を運行する。池袋駅を23時20分に発車し、終点の森林公園駅には24時13分に着く。

　「TJライナー」に使用されるのは東武鉄道の50090系。年末の週末限定で「TJライナー23:20」を運転

　「TJライナー」は夕方以降に運転される座席定員制列車で、50090系が使用され、着席整理券(300円)を購入すれば乗車できる(ふじみ野駅以降から乗車する場合は着席整理券不要)。通常は池袋駅を22時50分に発車する「TJライナー9号」まで運転されるが、年末の忙しい時期に週末のみの臨時列車として、「TJライナー10号」(愛称「TJライナー23:20」)が増発されることになった。

　同列車は8日以降、9日、15日、16日、22日に運転。池袋駅を発車した後、ふじみ野駅、川越駅、川越市駅、坂戸駅、東松山駅に停車しながら森林公園駅へ向かう。深夜の時間帯も、席に座ってひと息つきながらの帰宅が可能で、「仕事ばかりでなく、忘年会などなにかと帰りが遅くなりがちなこの時期に、ぜひご活用になってはいかがでしょうか」と東武鉄道はコメントしている。

大阪市営地下鉄御堂筋線30000系デビュー! 丸みのあるやわらかなデザインに

　

　大阪市交通局は10日より、市営地下鉄御堂筋線にて、新型車両30000系(10両1編成)の運行を開始する。御堂筋線への新型車両の導入は20年ぶりとのこと。

　大阪市営地下鉄御堂筋線に投入される新型車両30000系

　同車両は先頭部分に曲面ガラスを使い、丸みのあるやわらかなデザインに。側面に御堂筋線のラインカラー・赤色の帯を配し、縦方向にもラインを追加して号車表示もデザインに取り入れた。

　また、谷町線の30000系をベースにしながらも、座席の配置を工夫し、乗降口上部の車内案内表示器にワイド液晶ディスプレイを採用するなどの改良が施されている。内装パネルには御堂筋をイメージするイチョウと銀杏の柄をあしらい、親しみやすい車内空間を演出。御堂筋線の従来車より床面の高さを40mm下げ、ホームとの段差を縮小するなど、バリアフリーも考慮した車両となった。

　御堂筋線30000系は10日以降、1編成が投入されて運行を開始。この車両をもとにさらなる改良を行い、2013年より10系車両を順次置き換える計画となっている。

元熊本市電5015号、ヤフオフで128万8,000円に

　

　熊本市交通局はこのほど、「Yahoo!オークション 官公庁オークション」に出品した物件の入札結果を公開した。同局は25品を出品し、うち21品が落札されている。

　ヤフオクに出品した熊本市電5015号。128万8,000円で落札された

　本誌既報の通り、この取り組みは大阪市交通局、伊丹氏交通局と協働して行われたもので、5日午後1時をもって入札を終了。熊本市交通局が出品した物件の中には、実際に営業運転が行われた市電車両5015号(5000形)も含まれていた。

　5015号は1978(昭和53)年に西日本鉄道から譲り受けた車両で、引退から2年以上経過しており、運行はできない。同車両を落札したのは鹿児島県内でリサイクル業を営む男性と報じられており、ヤフオク出品時の予定価格(20万円)の約6倍となる128万8,000円で落札された。

　その他、電車ブレーキ弁ハンドルが3万3,900円、電停名表記版「熊本城前 次の停留場は辛島町」が2万110円、電車笛弁(太)が1万5,500円となるなど、落札総額は143万8,490円に。熊本市交通局は、「今後も、より多くの皆様が市営交通事業に親しんでいただけるよう、インターネット公有財産売却を企画して参ります」と発表している。