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LCC・タイガーエア台湾が日本に就航
台湾のLCCであるタイガーエア台湾は4月2日、台湾~日本線を就航する。
タイガーエア台湾が日本に来る!
路線は成田~台北線で、A320-200を使用したデイリー運航を予定。航空券は3月26日より販売しているが、現在は英語・中国語のみの対応で、日本語での予約・問い合わせ対応と日本円での購入に対応する日本での航空券販売窓口は、今後、開設される見通しとなっている。
電車が深める親子のコミュニケーション
あなたのお子さんの好きなものはなんですか? 男の子なら戦隊ヒーロー? 女の子ならお人形遊び? いろいろあると思いますが、あなたはお子さんの趣味にどんな風に付き合っていますか?
今回は、「電車」が好きな仲良し親子にインタビュー。最新の電車のおもちゃで遊んでもらいつつ、仲良しの秘訣を探ります。
電車好き親子にインタビュー。電車好きになった理由って?
今回お話を伺ったのは、武田さん(仮名)と、その息子の勇太くん(仮名)。勇太くんは乗り物好きの男の子で、特に電車が大好き。家でも毎日電車の動画を楽しんでいるんだとか。取材当日も、最初は眠そうにしていたけど、電車の動画やおもちゃを見ると次第にテンションアップ!
お父さんが動画を指さして「この電車はなーに?」と聞くと、「やまのてせん!」、「しょうなんしんじゅくらいん!」と元気よく答える勇太くん。わずか2歳で「湘南新宿ライン」がわかるとはすごい……!
武田さん、勇太くん親子。勇太くんは電車のおもちゃを握りしめてごきげんな様子。
――勇太くんは本当に乗り物好きなんですね。
「最初は、地域のコミュニティバスによく乗っていたのでバスが好きだったんですよ。最初に喋った言葉が『バス』なんじゃないかっていうくらい普段から『バス、バス』って言ってました。ほかの車にも興味を示しますね。『ミキサーしゃ!』って言ったり、家の近くに消防所があるので『しょうぼうしゃ!』とか言って喜んでますよ。
でも、電車に乗るようになったら電車にも夢中になって、すぐに東西線とか京葉線とか覚えたんですよね。家でも毎日、鉄道の動画やテレビを見ていますよ」
――お休みの日には、電車を見に出かけたりするんですか?
「はい。少し前にも、秋葉原にある全面ガラス張りで電車がよく見えるカフェに行きましたし、葛西の地下鉄博物館にも行きました。それと、東京駅に行くと勇太のテンションが上りますね。新幹線や在来線、いろんな種類の電車が見れますから。特に山手線がお気に入りですね」
――なぜ山手線がお気に入り?
「最初に買った電車のおもちゃが山手線のものだったんですよ。それに、やっぱりよく乗るので。家では、『山手線=勇太の電車』ということになっています(笑)」
――家ではよく電車のおもちゃで遊ぶんですか?
「そうですね。最初は電車の絵本を読んでいたんですけど、勇太が電車・バス好きだって知った祖父母が買ってくれたんです。なので、家には電車や車のおもちゃがいっぱいあります。どんどんレールをつないで電車を走らせてますし、電池がなくなったら『変えて~』って言ってきます」
親子で電車のおもちゃにトライ!
電車のおもちゃも大好きな勇太くんに、この日は「はこてつ」で遊んでもらうことにしました。「はこてつ」はトミーテックが発売したNゲージ(レールの間隔が9mmの鉄道模型のこと)で遊べるおもちゃのこと。「子供に鉄道模型を持たせると壊されちゃうから…」なんてお悩みを持つお父さんたちに良さそうですね。シールを貼るだけなので小さな子供でも組み立てられそうです。まずは勇太くんが大好きな山手線を走らせてみました。
トミーテックの「はこてつ」こちらは勇太君が好きな山手線車両です
山手線をレールに乗せて、お父さんがコントロールのスイッチを入れると勇太くんの目はキラキラ! 走りだすと「わぁー!はやいはやい!」と大興奮。
初めはお父さんがコントローラーを操作していましたが、勇太くんもはこてつを動かしたくなったみたい。お父さんからコントローラーを借りて、つまみを回して電車のスピードを変えたり、スイッチを押して逆向きに走らせてみたり、自分の目の前で電車を止めてみたり。まるで自分で運転してるかのように動く山手線に、勇太くんは大はしゃぎ!
レールを走る山手線の「はこてつ」を嬉しそうに眺め、「はやい!」と喜んでいます。
山手線のほかにも、トワイライトエクスプレス、はやぶさ、こまち、かがやき、サンダーバードと、豊富な種類があるはこてつ。パッケージを見せて「どれが良い?」と勇太くんに聞くと、選んだのは「はやぶさ」。せっかくなので組み立てからやってもらうことにしました。
「組み立て」というとちょっと難しそうに聞こえますが、実際は順番に沿って車体にシールを貼るだけ。勇太くんはまだ小さいので、シール貼りはお父さんがやっていましたが、もう少し大きくなったら自分で貼ることも楽しめそうですね。
だんだん出来上がっていく様子に、勇太くんもワクワクしているようです。
完成したはやぶさをNゲージに乗せ、コントローラーで動かしながら「はやーい!」と、飽きることなく楽しんでいました。
武田さんにもはこてつの感想を聞いてみました。
――遊んでみて、いかがでしたか?
「コントローラーでスピードを変えたり、自由に止められたりするのは新鮮でしたね。今持っているのは、電車の上にスイッチがあるタイプなので、一度スイッチを入れるとずーっと走りっぱなしなんですよ。
勇太も、自分で電車を運転している感覚で、楽しそうでしたね。精巧な鉄道模型より取り入れやすいですし、『子どもに壊されたらどうしよう……』という心配もいらないですね」
趣味を共有することで、もっと仲良し親子になれる
これだけ電車が好きな勇太くんだから、さぞや武田さんも電車が好きなんだろうと思いきや、実はそうでもないんだとか。
「子どもの影響を受けて、自分も電車に詳しくなりました」
――武田さんも、勇太くんみたいに小さい頃から電車好きだったんですか?
「小さい頃は電車や車のおもちゃで遊んでいたって親は言うんですけど、今はそうでもないんですよね。いわゆる乗り鉄・撮り鉄っていうわけでもないです」
――では、奥様が電車好き?
「いえ、そうではないですね。バスも電車も、『これを好きになりなさい』というように刷り込んだ覚えは全然ないんですよ。男の子だから自然にそうなったのかもしれないですね」
――勇太くんが電車好きになって、自分の生活が変わりましたか?
「電車に詳しくなりました。インターネットで検索したりしますし、テレビ番組で鉄道特集があったら録画したり、絵本を読み聞かせたり……。そういうことを通して、自然と詳しくなりました。子どもから影響を受けている感じですね。一緒に電車の名前を覚えたり、逆に子どもから教えてもらうこともありますよ」
――「電車」という趣味を共有することで、お子さんとより仲が深まったのでしょうか。
「そうですね。何を好きになってもいいと思うんですけど、電車は一緒にお出かけするきっかけになると思うんです。電車を見に行ったり、実際に乗ってみたり、気軽に取り入れられますから。「はこてつ」みたいに、一緒におもちゃを組み立てて遊ぶのも良いですよね」
親子で共通する趣味のひとつとして、「電車」は誰でも気軽に取り入れやすく良いかもしれませんね。もし、あなたのお子さんが電車に興味があるなら、あなたも一緒に好きになってみませんか? 子どもが好きなものを親も好きになることで、親子のコミュニケーションがより深まっていくことでしょう。
商品情報はこちら:
はこてつ
世界の人気観光都市ランキング
旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」を運営するトリップアドバイザーはこのほど、同サイト上に投稿された世界中の旅行者からの口コミをもとに、「トラベラーズ チョイス 世界の人気観光都市2015」を発表した。
1位に選ばれたモロッコのマラケシュ
同ランキングは、2013年11月~2014年10月にトリップアドバイザーに投稿された各都市の観光施設・宿泊施設・レストランに対する口コミの量的・質的な評価や、「お気に入りの旅先」への登録数などをもとに、独自のアルゴリズムで集計したもの。7回目となる今回は、世界各国から469都市が選出された。
1位に選ばれた都市はモロッコのマラケシュだった。同都市を代表する観光スポットであるメディナ(旧市街)には、「迷宮のようで、地図があってもなくても迷ってしまいますが、非常に刺激的な場所です」とのコメントが寄せられた。また、メディナの中にあるスーク(市場)には、値切り交渉も体験できる何でもそろう市場として「最高に楽しい場所! 」と称賛の声が寄せられたという。
同ランキングではカンボジアのシェム リアップやベトナムのハノイ、アルゼンチンのブエノスアイレスなど、東南アジアや南米の都市が人気を集めた。アジアの人気観光都市1位はシェム リアップで、世界遺産であるアンコールワットや、バイヨン寺院、アンコール トムなどの歴史的建築群が「すばらしいの一言」「見どころ多数。一生に一度は見る価値あり!! 」と多くの旅行者から絶賛されたという。
日本からは、前回に引き続き東京都23区、京都府京都市、大阪府大阪市、奈良県奈良市が選ばれたほか、新たに北海道斜里町、岐阜県高山市、長崎県長崎市、沖縄県宮古島市・石垣市・恩納村の6都市がランクインした。日本国内で最も人気が高かったのは東京都23区で、アジアランキングの16位にもランクインしている。
アジア1位となったカンボジアのシェム リアップ
東京はアジア16位に
なお、同ランキングの世界トップ25都市は以下の通り。
世界の人気観光都市トップ25
1位)マラケシュ(モロッコ)
2位)シェム リアップ(カンボジア)
3位)イスタンブール(トルコ)
4位)ハノイ(ベトナム)
5位)プラハ(チェコ)
6位)ロンドン(イギリス)
7位)ローマ(イタリア)
8位)ブエノスアイレス(アルゼンチン)
9位)パリ(フランス)
10位)ケープタウン(南アフリカ)
11位)ニューヨーク(アメリカ)
12位)ツェルマット(スイス)
13位)バルセロナ(スペイン)
14位)ギョレメ(トルコ)
15位)ウブド(インドネシア)
16位)クスコ(ペルー)
17位)サンクトペテルブルク(ロシア)
18位)バンコク(タイ)
19位)カトマンズ(ネパール)
20位)アテネ(ギリシャ)
21位)ブダペスト(ハンガリー)
22位)クイーンズタウン(ニュージーランド)
23位)香港(中国)
24位)ドバイ(アラブ首長国連邦)
25位)シドニー(オーストラリア)
LCCの価値観を変えるターミナル! 成田空港第3ターミナルの全貌–写真41枚
延床面積6万6,000平方メートル、旅客取扱能力年間750万人、LCC(低コスト航空会社)専用としては国内最大規模となるターミナルが4月8日、成田国際空港に誕生する。3月25日に行われたメディア内覧会では、いい意味での”LCCらしさ”をデザインやサービスの中に実感させられた。そんな第3旅客ターミナルビル(以下、第3ターミナル)の全貌を丸ごと紹介しよう。
ダクトがむき出しの天井やブルーとレッドのラインも快適さを追求した結果だ
実はバスが一番快適でお得なわけ
まず、この第3ターミナルのオープン時には、バニラエア、春秋航空日本、ジェットスター・ジャパン、ジェットスター航空、チェジュ航空の5社が入居する。成田から国内線12都市(札幌、関空、広島、高山、松山、福岡、大分、佐賀、熊本、鹿児島、奄美大島、那覇)・国際線7都市(台北、高雄、香港、ソウル、ケアンズ、ゴールドコースト、メルボルン)を結び、初年度の年間旅客数は約550万人を見込んでいる。
春秋航空日本は2014年8月に就航
ジェットスター・ジャパンは2008年12月に、バニラエアは2013年12月に就航
場所は第2ターミナルの北側で、第2ターミナルからは徒歩約15分。鉄道や自家用車で訪れる場合、第2ターミナルからのアクセスとなるが、第1・2ターミナル間を循環する無料シャトルバスに加え、第2・3ターミナル間と第1・2・3ターミナル間を循環する無料シャトルバスが新設される。それぞれのバスは5~20分間隔で運行し、特に第2・3ターミナル間は4時30分~23時に運行することで、早朝深夜のフライトにも対応できるようになっている。
一方、高速バスやタクシーを利用する場合、第3ターミナル専用に設けられた乗降場からとなるので、ペデストリアンデッキを通って徒歩2~6分で第3ターミナルにたどり着ける。特にバスは、東京駅方面と成田を片道900円~1,000円といった格安運賃で結ぶ京成バスの「東京シャトル」と平和交通の「THEアクセス成田」の本数が早朝深夜も含めて充実しているため、安くて便利な方法としてバスを選ぶメリットは高いと言える。
時間帯も本数も充実した”格安バス”は第3ターミナルへもアクセスしやすい
レッドとブルーのラインが誘導
第3ターミナルは3階建ての本館と2階建てのサテライト(国内線ゲートエリア)からなり、その間を4階部分のブリッジで結ぶ構造。LCCの主要機材であるA320やB737クラスの航空機で、国際線5スポットと国内線4スポット分を確保している。
ブリッジから本館の国際線ゲートエリアを望む
第3ターミナルに近づくとすぐに目に付くのがブルーとレッドのラインだ。これは、陸上トラックなどで用いられているゴム製の床で、ブルーが出発、レッドが到着の導線となっている。また、天井をあえてむき出しにすることで高さを出し、案内サインを壁や柱に直接表示したり梁(はり)にターポリン(布地)を設置することで広々した空間を作り出している。
レッドとブルーのラインは第2ターミナルにもつながっている
さらに、従来ではガラスを使うような部分を金網にしているのも、空調を増設することなく快適さを保つ工夫だという。”経済的”であることが”快適さ”に結びついた設計と言えるだろう。加えて、案内サインもアイコンを機能的に用いることで、デザインとして見ても味がある。
国内・国際選共有の出発バスゲートもガラスではなく金網を使用
ちなみに、第3ターミナルにはボーディングブリッジを設置していない。そのため、ゲートから航空機の下までエプロン(地上)を歩いて搭乗することになるのだが、その歩く距離を短くし、国内主要空港では初となるエプロンルーフを導入する。全9スポットに設置されたエプロンルーフは、悪天候時に雨風をしのぐとともに搭乗時の警備スタッフを削減することができるため、各航空会社のコストカットにもつながる。
航空機とゲートの距離は短く、間にはエプロンルーフもつながる
また、航空機を上空から眺められるブリッジも興味深い。高さ約15mのブリッジは風が吹き抜ける半屋外空間になっており、空調がなくでも夏も涼しくなるように配慮している。途中3カ所は展望ガラスになっているため、ここからの撮影も可能だ。なお、将来的にはサテライトの北側にもスポットを整備することを構想しており、ブリッジはA320やB737が通過できる高さに設定している。
本館から見たブリッジ。この下を航空機が通過することも可能となっている
約450席を24時間開放
早朝深夜のフライトがあるほか、ラウンジを設けていないLCCに配慮し、フードコートエリアもLCCに寄り添ったサービスを提供している。現在、フードコート内には国内空港では最大規模の約450席を設置し、4時から21時まで(カフェは22時まで)営業する7店舗を用意。店舗は、宮武讃岐うどん(うどん)、リンガーハット(ちゃんぽん)、フレッシュネスバーガー(ハンバーガー)、洋丼屋ONE BOWL(洋食)、ぼてぢゅう屋台(鉄板焼)、TATSU SUSHI(寿司)、カフェベネ(カフェ)と、気軽に食べられるメニューを展開する。
24時間利用できる休憩スペース。奥に広がるのがフードコートエリア
目の前で1カンから握ってくれる「TATSU SUSHI」
「ぼてぢゅう屋台」
「洋丼屋ONE BOWL」
「フレッシュネスバーガー」
「リンガーハット」
「宮武讃岐うどん」
「カフェベネ」ではケーキやアイスなどのスイーツも用意
休憩スペースは24時間利用可能。「無印良品」のアドバイザリーボードを務めるプロダクトデザイナー・深澤直人氏が監修したムク材のテーブルやイス、ソファを設置するなど、快適性にもこだわっている。加えて、空港内には24時間営業のローソン(コンビニエンスストア)もあるので、フードコートが開いていない時間でも安心だ。
ローソンの隣には、Fa-So-La BOOKS(書籍・雑誌)やHIPSHOP(ファッション・雑貨)、GRAN SAC’S(旅行用品)、Fa-So-La DRUGSTORE(薬)、東京食賓館(お土産)、などもある。加えて、約680平方メートルと成田空港内では最大面積となる総合免税店も設ける。化粧品や香水、タバコなどのほか、食品や電化製品、民芸品など日本を感じる品々もとりそろえる。免税店エリアにもカフェベネ(カフェ)が出店する。
「ローソン」
「Fa-So-La BOOKS」
「HIPSHOP」
「GRAN SAC’S」
「Fa-So-La DRUGSTORE」
「東京食賓館」
航空会社オリジナルショップも
また、第3ターミナル内には、バニラエアや春秋航空日本、ジェットスター・ジャパンが運営するショップも展開される。バニラエアはフードコートそばにショップ「V store」を設け、いままで機内でしか購入できなかったオリジナルグッズなども用意。また、国内線待合室近くにはグッズや飲食品を全て自動販売機から購入できるショップを展開する。
フードコート側のバニラエア「V store」
春秋航空日本もフードコート側と国内・国際線共有の出発バスゲートラウンジ内に、それぞれ「春」「秋」を設置する。春では就航地域の隠れた名産品をそろえ、秋では飲食品やお土産、家電商品なども用意する。ジョットスター・ジャパンは国内線待合室近くにショップを構え、このショップのために新制服デザインを一般募集した。オリジナルグッズのほか、お土産や飲食品を提供する。
フードコート側の春秋航空日本「春」
ジョットスター・ジャパンのショップは国内線待合室内
なお、第3ターミナル供用開始に合わせて、国内線の利用者も旅客サービス施設使用料が必要になる。第3ターミナルは国内線が大人380円(小人190円)、国際線が大人1,020円(小人510円)。第1・第2ターミナルの国内線が大人440円(小人220円)となる。
成田空港におけるLCCのシェア(発着回数ベース)は旅客便全体で、2012年度実績6.9%に対し、2014年冬ダイヤ開始時(2014年10月26日)では21.5%にまで増加している。「気軽に」「機能的」「わくわく」の3つをコンセプトにつくられた第3ターミナルでは、きっといままで価格の安さだけをLCCの魅力にしていた人にとっても、もっと快適で、もっと別の楽しみ方を発見できる場所になるだろう。
名古屋鉄道2200系など新造、「パノラマSuper」改良
名古屋鉄道はこのほど、2015年度設備投資計画について発表した。来年度の設備投資額は今年度比64.8%増の189億4,300万円。サービス改善工事として、2200系・3150系・3300系を計20両新造するほか、「パノラマSuper」のリニューアルも実施する。
新造される名古屋鉄道2200系(画像左)・3150系(同右)
2200系は特別車2両・一般席車4両で組成された一部特別車特急車両。2004年、中部国際空港への鉄道アクセス用車両として、全車特別車の2000系とともにデビューした。2015年度は2200系を2編成(計12両)新造する計画で、外観デザインが一部変更される。通勤型車両3150系・3300系も外観デザインを一部変更し、計8両(3150系は2両組成2編成、3300系は4両組成1編成)新造される。
「パノラマSuper」の愛称を持つ1000系は1988年、全車特別車4両編成の特急専用車としてデビュー。後に特別車1000系2両・一般席車1200系4両で組成された一部特別車特急車両となり、現在は名古屋本線を中心に活躍している。2015年度は3編成を対象にリニューアルを行い、座席の更新やトイレの洋式化など車内環境を刷新。外観デザインも変更する。
「パノラマSuper」も外観デザインが変更され、車内も刷新される
その他、三河線で運行される6000系ワンマン車両の大規模修繕(2両組成2編成で実施)、知立駅(名古屋本線・三河線)・布袋駅(犬山線)・喜多山駅(瀬戸線)付近の高架化、枕木のPC化(瀬戸線・西尾線)と分岐器の弾性化(西枇杷島駅2基・伊奈駅2基)、ロングレール化(名古屋本線左京山~有松間・犬山線江南~柏森間)といった改良工事も実施。名鉄名古屋駅の隣駅である栄生駅(名古屋本線)にて、名鉄病院新1号館建設にともなう病院口改札のリニューアルやホーム嵩上げ・上家改良、行先表示器の更新も行われる。
あわせて名駅再開発の具体化に向け、全体計画の作成や関連する計画検討の推進を図ることも発表された。設備投資額の内訳は鉄道事業が99億2,700万円(旅客安全・運転保安工事56億4,100万円、車両新造・リニューアルなどサービス改善工事42億8,600万円)、開発事業が80億5,200万円、その他(名駅再開発の具体化など)9億6,300万円とされている。