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蘇る客車特急つばめと長大貨物列車
鉄道博物館は、昭和戦後期における鉄道の姿を記録した映像作品の上映会を開催中だ。フィルムは『つばめを動かす人たち』と、『ごちそう列車』の2本で、どちらも同館が所蔵する貴重な映画作品とのことだ。会場は同館ノースウィングの「鉄博ホール」。期間は10月31日までで、休館日(主に火曜)と水曜、10月8日~14日、18日、19日、25日をのぞく毎日上映。両作品共に1日2回の上映を行う。料金は無料(ただし、鉄道博物館入場料が必要)。
鉄道博物館が「昭和の鉄道」映画会を開催
『つばめを動かす人たち』は1954年に日映科学映画制作所が制作したドキュメンタリー映画だ。当時の国鉄を代表する東海道本線の特急「つばめ」の運転の様子を通じて、機関車時代の特急列車の安全と、確実かつ快適な運行を支えた人々を紹介するという。上映時間は23分で、各日12:00~、14:00~上映。
上映会が開かれる「鉄博ホール」
『ごちそう列車』は1953年に日本国有鉄道と日映科学映画製作所が企画・制作した子供向けの教育映画。東京の家庭の食卓に並んだマグロの刺身が、どこからどのようにして運ばれてくるのかを、子供向けに解説しているという。各地の貨物設備や長大編成の貨物列車など、1950年代の鉄道シーンが続々と登場する。また、当時の人々の暮らしぶりを垣間見ることもできるとのこと。上映時間は29分で、各日13:00~と15:00~に上映する。また、土、日、祝日は11:00~も上映する。
ジョイフルトレイン「みのり」が上野駅に登場!
東日本旅客鉄道(以下、JR東日本)は14日と15日、JR上野駅13番ホームにて、ジョイフルトレイン「みのり」を公開した。同車両はキハ48形気動車をリフォームしたもので3両編成。先頭車に展望スペース、中間車に大型テレビ付きイベントスペースが設けられている。10月から、仙台 – 新庄間を結ぶ「リゾートみのり」として走り始める予定だ。公開当日は、10月から12月まで実施される「仙台・宮城デスティネーションキャンペーン」にちなんだ観光展示もあわせて行われた。
「みのり」が上野駅でお披露目
「みのり」の言葉が意味するものは
ジョイフルトレイン「みのり」は、陸羽東線の臨時快速列車「リゾートみのり」用としてキハ48形気動車の内外装を改造したもの。陸羽東線は沿線に鳴子や赤倉など有名な温泉地が多いことから、「奥の細道湯けむりライン」の愛称が与えられている。「みのり」の名は稲穂の「実り」の他に、温泉での「実りあるひととき」、紅葉からイメージされる「実り豊かな秋」の意味が込められているという。
「みのり」の外装色は、紅葉をイメージした深緋(こきひ)色と漆黒を組み合わせて高級感を演出し、稲穂をイメージしたメタリックゴールドの帯を配した。両側面に配したメタリックゴールドのラインは先頭車両の顔部分で交わり、アンティークゴールドの飾り色も入れることで伊達政宗の兜を表現しているとのことだ。また、乗降口の扉はメタリックシルバーとし、「全体的に落ち着いた塗色のなかで華やかさを与えました」(同社)。
2号車
3号車
「みのり」は3両編成での運行となる。先頭車の1号車と3号車は、ほぼ同じ内装となっており、座席定員は34名。運転台の後ろには展望スペースが設置された。「リゾートみのり」は全車指定席で運行するが、この展望所はフリースペースとなっており、乗客が交代で前面展望を楽しめるとのこと。連結部側には車椅子スペースが2つ用意され、トイレも車椅子に対応した広いつくりとなっている。
1,3号車の展望スペース
展望席からの眺め
1,3号車には車椅子固定スペースがある
車椅子にも対応する広いトイレ。水回りは他に男性用トイレやお湯が使える洗面所がある