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福岡県久留米市のB級グルメを味わうお供に! 「久留米焼きとりパスポート」

福岡県久留米市のB級グルメを味わうお供に! 「久留米焼きとりパスポート」 

 久留米焼きとりパスポート

 福岡県久留米市のB級グルメ、「久留米焼きとり」を一層楽しめる「久留米焼きとりパスポート」が発行中だ。パスポートの有効期間は2012年9月8日~2013年9月7日までの1年間。JR久留米駅観光案内所、西鉄久留米駅観光案内所、久留米観光コンベンションなどで入手できる。

 「久留米焼きとりパスポート」は、久留米焼きとりを一層楽しく、便利に味わってもらおうというもの。パスポートには焼きとり店のデータや地図が収録されている。

 また、注文する際にパスポートを提示すれば、パスポートに記載されている特典を受けられるお店もあるのでお得だ。特典内容は生ビール1杯無料など、店により違いがある。

 久留米焼きとりは、品数の多さが特徴。鶏肉はもちろん、馬肉、豚バラ肉、牛肉、魚介類のほか、タマネギなどの野菜、巻物、ダルム(豚の大腸、小腸)や、センポコ(牛の大動脈)などの内臓ものを串刺しにし、炭火でじっくりと焼き上げる。

 さらに久留米でしか味わう事ができず、柔らかい歯ごたえが特色の「久留米さざなみどり」は地元ならではの一品。

 久留米市は「やきとり店密集度日本一」と言われている。そのゆえんは、2003年に人口1万人あたりの焼きとり店の数が全国で一番多いことから、久留米市ふるさと文化創生市民協会(カルキャッチくるめ)が「焼きとり日本一」を宣言したことによる。

 2005年に市町村合併により久留米市の人口は増加したが、「焼きとり日本一を宣言した街」としてPRを続けている。

 久留米市の焼きとり店の歴史は高度成長時代にさかのぼる。大手ゴム会社3社の工場が久留米市にあったことで町は賑わっていた。ゴム工場で働く人々が開店前から焼きとり屋台に並んでいたと言われている。焼きとり店の最古参は1963年開業した屋台だ。

 さらに、仕入れを支える食肉を扱う業者が久留米に多かったのも、焼きとり店が栄える一因となった。現在、久留米市で焼きとりを出す店は約200店舗にも及ぶ。

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名古屋メシ「ひつまぶし」の作法を発祥店「蓬莱軒」のおかみに聞いてみた

名古屋メシ「ひつまぶし」の作法を発祥店「蓬莱軒」のおかみに聞いてみた 

 芳ばしいニオイもたまらんとです!

 名古屋生まれの「名古屋メシ」といえば、庶民派なら手羽先、ぜいたく派なら「ひつまぶし」だろう。中でも名古屋市熱田区の蓬莱軒(ほうらいけん)は、ひつまぶしの老舗として名古屋めしピラミッドの頂点に君臨する名店だ。その人気と味のヒミツを探るべく、名物おかみに直撃してみた。

客から記念写真も求められる5代目おかみ

 人気者の5代目おかみ・鈴木詔子さん

 「お待ちしておりました」と仲居さんの声が響く。熱田神宮にほど近い蓬莱軒の本店は、来客がひっきりなしだ。奥座敷に案内されると窓からはしゃれた庭園が見え、まるで接待を受けている重役気分になる。ちなみに「ひつまぶし」は、蓬莱軒の登録商標だという。

 名古屋名物として名高いひつまぶしだが、実は名古屋人もそれほど日常的に食べている訳ではない。その理由は単純で、ごちそうだからだ。食べ慣れているようなやからは、相当な金持ちに違いない。ゆえに、一庶民の筆者としてはテンションがマックスに上がっている。

 というか、どこからともなくうなぎを焼き上げる香ばしいにおいが漂ってくる時点で、アドレナリンが飽和状態だ。く、食いてぇ…。うなぎ! 程なくして、おかみが登場。いよっ、待ってました! 「いらっしゃいませ」と満面の笑みをみせてくれた5代目おかみの鈴木詔子さんは、2年前に亡くなった先代おかみの一人娘だ。

 落ち着きの佇(たたず)まいに、おかみの風格が漂っている。メディアに頻繁に登場して笑顔を振りまいていた先代に負けず劣らずの有名人で、客に記念写真をせがまれることも珍しくない。

 ひつまぶしはお櫃(ひつ)に盛られたご飯の上に、細かく刻まれたうなぎが載った独特の丼だ。最初はそのまま、次に薬味をかけていただき、最後はお茶漬けで〆る。この「味の三変化」こそ、ひつまぶし最大の特長だ。飢餓状態は頂点に達しているが、これは取材だと自分に言い聞かせる。まずは、そのいわれをおかみに伺おうではないか。

会席料理の〆に客が所望

 「ひつまぶしの由来を教えてください」。おそらく百万回は投げかけられたであろうこの質問。おかみは嫌な顔ひとつせず、「このかいわいは江戸時代、東海道五十三次の「宮宿」があり、人の往来でにぎやかだった」と話し始めた。当時は木曽川で天然うなぎがよく捕れ、「弥次喜多の物語にも“名物が蒲焼とかしわ”と書かれています」とのこと。

 蓬莱軒がここ宮宿近くに店を構えたのが明治6年(1873)。うな丼の出前注文が多く、明治中期にアイデアマンの店主が大きなお櫃に人数分をドン! と盛って出前したのが、そもそもの始まりだそうだ。

 ちなみに器をお櫃にしたのは、「瀬戸物だと出前でよく割れるから」。うなぎを細かく刻んだのは、「うなぎばかり先に食べられて、ご飯が残ってしまうことがあったから」だとか。なるほど~。確かに細かく刻んでご飯に混ぜ込めば、どこを食べてもうなぎとご飯の割合は一緒になる。

 こうして誕生したひつまぶしだが、さらに次のステップがあった。地元・名古屋人も誤解しているが、蓬莱軒はうなぎの専門屋ではなく、実は割烹料亭なのだ。会席料理の〆に、サラサラっとお茶漬けでも食べたい。そんな客のリクエストがうなぎと結び付き、うなぎ茶漬けの発想が生まれたという。

お茶漬けにかけるのはお茶ではなく「だし」

 さあ、いよいよ実食だ! せっかくなので今回は、おかみに「正式なひつまぶしの食し方」を実演していただいた。まず、お櫃のご飯をしゃもじで四等分する。こうすることで、お櫃のご飯を茶わんにきれいに移すことができるのだ。なんとも上品な!

 まずはお櫃のご飯をしゃもじで四等分にする

 しゃもじをご飯に立てると、ホカホカの湯気がふわっと立ち、蒲焼きの香ばしさが鼻孔をくすぐる。た、たまらん~。「はい、どうぞ」と茶わんを差し出される。ひと口ほおばると、うなぎの皮はパリっ、身はふわっとした絶妙の焼き加減。感動的だ。

 関西風の直焼きならではの食感! しかも備長炭でじっくりと焼き上げている。老舗ならではの長年継ぎ足されたタレは、名古屋人好みの程よい濃厚さ。何よりコクがハンパない。このように、うなぎ本来のおいしさをストレートに味わうのが1杯目だ。「う、うまい」と、心のなかで呟(つぶや)き、かみしめるように食べる内、あっという間に茶わんは空に。

 そして2杯目。おかみはこれまた上品な箸さばきで薬味を盛ってくれた。まずはネギ、次にノリ、そしてワサビの順。タレの濃厚さでやや重くなっていた舌が、あら不思議。薬味でスッキリし、さらにガッツリ食が進む。時折、ツーンとくるワサビのアクセントは、ステキだとしかいいようがない。

 お腹がほっとするやさしい味わい

 と、ここでいよいよ3杯目のお茶漬けに突入。薬味の上にかけるのは、実はお茶ではなく「だし」。うなぎの臭みを消し、タレの濃厚さをやさしく受け止めて新しい味わいに変貌させてくれる。サラサラっと口の中に流しこむと、今までにないふくよかな風味が口いっぱいに広がる…。これを至福と言わずして何と言おう。

 ひつまぶしを大満喫しておかみと談笑タイム。蓬莱軒には東京進出の誘いがひっきりなしに来るも、「味を守るほうが大事」と、興味は全くない様子。「名古屋の3店だけで精一杯」と話してくれた。

 備長炭の炭火焼は熟練を要し、まさに「焼きは一生」だという。「空襲のときはタレと位牌(いはい)だけを持って逃げた」という創業時からの秘伝のタレは、どんな災害が起こっても途絶えないよう分散保存しているとか。「伝統を守るというのはそういうことなんです」と、おかみ。ちくしょう、泣かせやがる。人類滅亡前の最後の晩餐は、蓬莱軒のひつまぶしに決まったぜ。

2015/02/26 (Thu) Comment(0)

100万本のサルビアが咲きほこる! 鳥取県でオータムフェスティバル開催

100万本のサルビアが咲きほこる! 鳥取県でオータムフェスティバル開催 

 紅い絨毯のような100万本のサルビア

 鳥取県西伯郡南部町の「とっとり花回廊」で、「さあ、彩り薫る特別な秋へ」と題して「オータムフェスティバル」が開催される。開催期間は9月15日(土)~11月11日(日)まで。

 イベントは、サルビアの花を眺めながらの「花の丘のお茶席」、「フラワートレイン子供車掌体験」、オブジェを展示する「サルビアの丘の美術館」、サルビアの咲く花の丘をステージとした「サルビアコンサート」がある。

 さらに中秋の名月と花の共演が楽しめる「十五夜・秋の特別開園」、バラ育種家による「秋バラ講演会」、イギリス出身のガーデンデザイナー、ポール・スミザー氏による講演など、バラエティー豊かな催しが予定されている。

 「とっとり花回廊」では、50ha(東京ドーム11個分)という広大な場所で植物、花などを一年を通して楽しめる。開園日時は4月~11月が無休で09:00~17:00(最終入園16:30)まで。12月~3月は09:00~16:30(最終入園16:00)まで、毎週火曜日(祝日の場合はその翌日)および12月26日~12月31日が休園となる。

 期間中のみどころは、広大な花畑に一面に広がる10万株、100万本に及ぶサルビアの花だ。これから秋が深まるとともに、株が成長して花の密度が濃くなる。大きな赤いじゅうたんをしきつめたような圧倒的かつ美しい風景が広がる。みごろは11月上旬まで。

 園内の「フラワードーム」から「ゆりの館」に続く東館通りのコスモスは、一般的な品種より草丈が低く花が大きい「ソナタ」、花の中心が白く、その周囲に赤紫色のリング状の模様が入り、花びらの先端部にかけて薄くピンク色になる「ハッピーリング」、花びらが貝殻のような筒状の「シーシェル」など、30種類に及ぶコスモスが100mにわたり咲き誇る。

 秋のバラ園では100品種、500株のバラが美しい姿を見せる。さらに菊のトピアリー展は日本の伝統技術、菊人形を現代風にアレンジしたもの。アヒルやウサギなどの動物が住む西洋の農家の風景を表現する。

 イベント期間中の催し物は、それぞれ開催日時が異なるので「とっとり花回廊」のHPで確認を。

2015/02/26 (Thu) 旅行 Comment(0)

名古屋のパスタは太い? イタリア人仰天必須「あんかけスパゲティ」の謎

名古屋のパスタは太い? イタリア人仰天必須「あんかけスパゲティ」の謎 

 これがあんかけスパゲッティだ!

 ここ20年ほどで、日本のイタリアン事情は激変した。メニューは本場に近づき、いつの間にか定着した「アルデンテ」。イタリア人いわく、中央に少し芯を残した「パスタの理想的なゆで加減」。今やパスタは、その基準で語られるようになった。しかし、名古屋の「あんかけスパゲティ」に限って言えばその常識は通用しない。

とろ~り濃厚なあんは洋風テイスト

 名古屋めしとしては新参者の部類に入るであろう「あんかけスパ」。食べたことのない人のために、名古屋人である筆者が説明すると、麺は太さ2.2ミリの極太麺。この上に、ウインナなどの具材と濃厚なあんかけソースがとろりとかかっている。文章で説明すると、ただのゲテ料理のようだが、何軒もの名店が存在するれっきとしたローカルフードである。

 パスタの命はソースと麺だろう。“あんかけ”スパという名称から想像されるソースは中華風。しかし実際は洋風テイストだ。たっぷりの野菜、肉エキスのこくとうまみがとけこんだ濃厚な味。マーボー豆腐のような粘り気があり、こしょうをたくさん使うからか、スパイシーさと甘さが渾然一体となっている。デミグラスソースとは明確に違う。

 これに関して、何がどう違うかと聞かれても、「おいしいから、とにかく食べてみて」としか言えない。名古屋のいっぱしの店なら、ソースに関しては水準程度、もしくはそれ以上の味は保証できる。よって、個人的にはソースはあまり問題にしていない。つまり、問題は麺なのである。

 あんかけスパとひとくちにいっても、こんなに種類が豊富!

もっちもちの2.2ミリの極太麺を豪快に「油通し」

 断言するが、あんかけパスタはイタリアンの上品なアルデンテにしたらダメである。よくゆでて、モチモチの状態にしなければならない。ただでさえ2.2ミリの極太麺は食べがいがある。そこに芯なんか残した日にゃ、食べにくいったらない。

 また、忘れてはならないポイントは、麺を尋常じゃない量の油で炒めるということ。ある店で見かけたときは、麺を油で炒めるというよりは、油の大海のなかでゆで上げているかのような恐ろしい状態だった。もはやこれは、本格中華でいうところの油通しである。

 しかし、実はこの「油通し」こそが、あんかけスパの味と食感を左右する重要なポイントなのだ。油(店によってはおそらくラード)でギトギトにコーティングされた麺は、モチモチ感は残しつつも食感は滑らかで、濃厚でとろりとしたソースを適度に絡めてくれる。

 仮にゆでただけの麺を使っていたら、食感はゴワゴワするわ、ソースは絡み過ぎるわ、まったくうまいものではないだろうと(名古屋人は)想像するのである。そしてこの油の加減こそが、あんかけスパの基準である。理想は皿にほとんど油が残らないこと。つまり、よいバランスで油と麺、そしてソースの配分がとれていることを意味する。

「名店」と呼ばれる店ほど油過多

 油通しはいいけれど、完食した時、皿に大量の油が残るような店は、僕に言わせれば油切りが不完全である。食べている最中にくどくなってくる。元来、あんかけスパ自体がヘルシーな料理ではないのだが、そこまでいくと「不健康な料理」としか言えない。

 問題なのは、それなりの歴史があって「名店」と呼ばれる店ほど、油過多の傾向にあること。高度成長期には、人々は油たっぷりの料理を食べてガンガン働いていたのかもしてないが、現代人には少しきつい。

 ここまで書けば、なぜ、あんかけスパの麺が2.2ミリなのか、おのずと理解できるだろう。理由は単純。極太じゃないと、「油+ソース」のこってりとしたインパクトが受け止められないのだ。

 イタリア人から「こんなのはパスタじゃない」と怒られても結構。これは名古屋人が胸をはって自慢する、独自のローカルフードなのだ。ちなみに、今やあんかけスパは、名古屋ではテイクアウト用にスーパーで普通に売られている。家で自分で調理する場合は、油の大海での麺の油通しをくれぐれもお忘れなきよう。

 家でもあんかけスパが作れるように、スーパーではこんな商品も売られている

2015/02/26 (Thu) 旅行 Comment(0)

口コミで知る全国の名物グルメ (22) 渥美半島の自慢の味をどんぶりに凝縮。愛知・田原の「どんぶり街道」

口コミで知る全国の名物グルメ (22) 渥美半島の自慢の味をどんぶりに凝縮。愛知・田原の「どんぶり街道」 

 新鮮な海鮮など、渥美半島の魅了が詰まったオリジナル丼が展開されている

ご当地グルメの名前

 愛知県田原市の「どんぶり街道」

基本情報

 雄大な海に囲まれた愛知県田原市の渥美(あつみ)半島。渥美半島には豊かな海の幸を始め、地元の食材を使ったオリジナル丼を作る店が軒を連ねており、その周辺は「どんぶり街道」と呼ばれている。

 どんぶりは海鮮丼やうなぎ丼などの定番どんぶりから、あさりかつ丼や生ちりめんの玉子とじ丼というオリジナルなものまでそろう。店は30軒にも及び、どれも地元の新鮮食材を用いている。各店自慢の素材と工夫を凝らした調理法で、目にも楽しい、食べておいしいどんぶりだ。

 2012年12月末まで、どんぶり街道ではスタンプラリーを開催している。街道の対象店でどんぶりを食べるとスタンプがもらえ、スタンプを10個集めると「どんぶり特製マイ箸セット」がもらえる。さらに15個集めると、休暇村伊良湖(いらご)ペア宿泊券など豪華商品が当たる抽選にチャレンジできる。

地図投稿者のコメント

 伊良湖岬周辺には「どんぶり街道」があり、海鮮丼を始め、天ぷら丼など沢山の店が並んでいます。(もとこさん・神奈川県・27歳女性)

2015/02/26 (Thu) 旅行 Comment(0)
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上原健二
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