[注目トピックス 日本株]フォトクリエイト Research Memo（3）：スケールメリットを活かせる規模で優位なポジションを確立

　

　*17:21JST フォトクリエイト Research Memo（3）：スケールメリットを活かせる規模で優位なポジションを確立
　■会社概要
　
　(2)市場規模と同社のポジション
　フォトクリエイト<6075>の調べによれば、既存市場であるスポーツイベントや学校写真、文化領域やウェディング領域における写真の市場規模は600億円程度と推計され、同社のシェアは4～5%程度となっている。このうち、スポーツ領域だけで見れば約3割のシェアであり、同社が強い領域となっている。
　
　また、競合状況に関しては既存の写真事業者が多くを占めるが、同社のようにインターネット販売を手掛ける企業も各領域で出てきている。ただ、複数の領域を横断的に展開し、カメラマンの契約数やイベント掲載数などスケールメリットを活かせる規模にまで拡大しているのは同社くらいであり、業界内で優位なポジションを確立していると言えよう。
　
　（執筆：フィスコ客員アナリスト　佐藤　譲）
　
　
　《FA》

[注目トピックス 日本株]フォトクリエイト Research Memo（2）：インターネット写真サービス事業を主力に3つの事業を展開

　

　*17:19JST フォトクリエイト Research Memo（2）：インターネット写真サービス事業を主力に3つの事業を展開
　■会社概要
　
　(1)事業概要
　フォトクリエイト<6075>は現在、インターネット写真サービス事業、フォトクラウド事業、広告・マーケティング支援事業の3つの事業を展開している。2015年6月期第2四半期累計の売上構成比率を見ると、インターネット写真サービス事業が73.9%と売上げの大半を占め、次いでフォトクラウド事業が24.0%、広告・マーケティング支援事業が2.1%となっており、インターネット写真サービス事業が主力事業となっている。
　
　また、事業構造としては図のとおりとなっており、システムプラットフォームはインターネット写真販売事業、フォトクラウド事業とも共通となっている。
　
　各事業の概要については、以下のとおり。
　
　○インターネット写真サービス事業
　インターネット写真サービス事業では、スポーツ大会などの各種イベント開催情報を収集し、主催者からイベントでの撮影許可を得ることから始まる。撮影許可が下りれば、契約カメラマンを手配し、イベント参加者などの写真を撮影し、同社が撮影後の写真データの収集、整理を行い、数日後に専用のWebサイトに掲載する。イベント参加者は同サイト内で撮影された好みの写真を選択し、注文する流れとなる。
　収益構造としては、写真の販売額が売上高となり、カメラマンに対する報酬費用（撮影代）や主催者側に支払う撮影協賛金、プリント費用、発送費用、システム維持費用などを差し引いたものが粗利益となり、粗利益率の水準で見れば約50%の水準となる。
　
　撮影するイベントはスポーツイベントや学校などの年間行事、地域のお祭りや音楽イベントなど多種多様だが、領域ごとに専門サイトを作ることで、顧客の利便性を高めている。市場領域別の売上構成比（2015年6月期第2四半期累計実績）で見ると、マラソン大会などのスポーツ領域が56%と最も大きく、次いで学校や幼稚園など教育領域が24%、お祭りやコンサートなどの文化領域が20%となっている。
　
　スポーツイベントでは約70種目、年間5,000大会を超えるスポーツイベントの撮影を実施している。なかでも大規模なマラソン大会や自転車大会では約9割のシェアを握り、デファクトスタンダード化している。インターネットによる写真販売という新たなビジネスモデルにいち早く着目し、先行的に市場を獲得してきたこと、また、同時に高品質な写真を撮影するプロのカメラマンの契約数を拡充してきたことが成長要因となっている。…

[JASDAQ市況]堅調推移も、主力株見送られて売買代金は今年最低水準に

　

　*17:04JST 堅調推移も、主力株見送られて売買代金は今年最低水準に
　[JASDAQ市況]
　
　JASDAQ平均 2464.40 +8.52 ／出来高 1億1507万株／売買代金 509億円J-Stock Index 2218.23 +1.15
　
　
　　本日のJASDAQ市場では、JASDAQ平均、J-Stock Indexが反発、JASDAQ-TOP20は続落となった。値上がり数は368、値下がり数は295、変わらずは89。JASDAQ平均は小高く寄り付いた後も堅調な動きとなった。日経平均の大幅上昇で新興市場の主力株からは資金シフトの動きも見られたが、LINEの上場再申請報道などは中小型株の支援材料ともなり、一部では値幅取りの動きも活発化した。なお、主力株が見送られたため、売買代金は今年の最低水準に。
　　個別では、ソフトフロン<2321>はデジタルポスト社関連として買われる。倉元<5216>やユビテック<6662>などは連日の急伸、ｎｍｓ<2162>は大幅反発へ。イマジニア<4644>はLINE関連として物色される。半面、夢みつけ隊<2673>、ジェイテック<2479>は急反落、プロルート<8256>、エスケーアイ<9446>、出版貿<8072>は大幅続落へ。JASDAQ-TOP20では、メッセージ<2400>、いちごＨＤ<2337>、フェローテック<6890>などがしっかり。一方、セリア<2782>、ガンホー<3765>、ベクター<2656>などが軟調。
　
　
　[JASDAQ市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
　
　・値上がり率上位10傑
　|コード|銘柄 |現値| 前日比| 前比率|
　1| 2321|ソフトフロント | 286| 62| 27.68|
　2| 6662|ユビテック | 517| 80| 18.31|
　3| 5216|倉元 | 1039| 150| 16.87|
　4| 1381|アクシーズ | 1758| 214| 13.86|
　5| 7593|ＶＴＨＤ | 568| 47| 9.02|
　6| 2162|ｎｍｓ | 568| 41| 7.78|
　7| 3633|ＧＭＯペパボ | 9460| 660| 7.50|
　8| 3804|システムディ | 634| 42| 7.09|
　9| 3374|内外テック | 278| 16| 6.11|
　10| 2415|ヒューマンＨＤ | 1127| 61| 5.72|
　
　・値下がり率上位10位
　|コード|銘柄 |現値| 前日比| 前比率|
　1| 2479|ジェイテック | 309| -37| -10.69|
　2| 8256|プロルート | 253| -29| -10.28|
　3| 8072|出版貿 | 229| -23| -9.13|
　4| 9446|エスケーアイ | 311| -29| -8.53|
　5| 4664|ＲＳＣ | 695| -63| -8.31|
　6| 2767|フィールズ | 1677| -145| -7.96|
　7| 3353|メディ一光 | 4400| -380| -7.95|
　8| 9423|フォーバルＲ | 98| -7| -6.67|
　9| 2763|エフティコミュ | 2288| -162| -6.61|
　10| 2673|夢みつけ隊 | 163| -11| -6.32|
　
　[J-Stock Index構成銘柄 上昇率・下落率上位10銘柄]
　
　・値上がり率上位10位
　|コード|銘柄 |現値| 前日比| 前比率|
　1| 7593|ＶＴＨＤ | 568| 47| 9.02|
　2| 8909|シノケンＧ | 1565| 74| 4.96|
　3| 6071|ＩＢＪ | 1283| 58| 4.73|
　4| 3193|鳥貴族 | 4250| 190| 4.68|
　5| 4784|ＧＭＯＡＰ | 531| 22| 4.32|
　6| 4842|ＵＳＥＮ | 374| 15| 4.18|
　7| 4849|エンＪＰＮ | 1794| 68| 3.94|
　8| 4347|ブロメディア | 205| 7| 3.54|
　9| 2429|ワールドＩＴ | 998| 31| 3.21|
　10| 8708|アイザワ証 | 813| 25| 3.17|
　
　・値下がり率上位10位
　|コード|銘柄 |現値| 前日比| 前比率|
　1| 2767|フィールズ | 1677| -145| -7.96|
　2| 2763|エフティコミュ | 2288| -162| -6.61|
　3| 9758|ジシステム | 564| -24| -4.08|
　4| 9438|エムティーアイ | 794| -28| -3.41|
　5| 2146|ＵＴＨＤ | 470| -15| -3.09|
　6| 2782|セリア | 4250| -130| -2.97|
　7| 3765|ガンホー | 454| -10| -2.16|
　8| 7618|ＰＣＤＥＰＯＴ | 815| -13| -1.57|
　9| 7419|ノジマ | 2567| -37| -1.42|
　10| 8892|日本エスコン | 238| -3| -1.24|
　
　《KS》

スズキ スカイウェイブ 走行中にエンジン停止の恐れ

　

　スカイウェイブシリーズで整流器に不具合があり、バッテリが充電不足となり、走行中にエンジンが停止して再始動できなくなるおそれがあるとして国土交通省にリコールを届け出た。パワーモジュール(電力用複合素子)製造時の吸湿管理が不適切なため、長時間のアイドリング後にエンジンを高回転で持続した場合、冷却フィン付きケースとパワーモジュールの接着が剥がれ、パワーモジュール内部の整流素子の温度が、耐熱温度以上に上昇し、発電電流の制御ができなくなるものがある。そのまま使用を続けると、バッテリが充電不足となり、最悪の場合、走行中にエンジンが停止して再始動できなくなるおそれがある。この届出は2011/2/17付、届出番号「2708」の届出で、スカイウェイブの対象範囲外の車両、リコールの交換部品で、同種不具合が発生したため、対象範囲を拡大し、再度リコールを実施するもの。(R+編集部)
　
　【発　表　日】2015/04/02
　【企　業　名】スズキ株式会社
　【キーワード】スカイウェイブ、電気装置、エンジン、充電不足、バイク、スズキ、国土交通省、国交省
　【 ジャンル 】二輪車
　【 関連情報 】
　http://www.suzuki.co.jp/about/recall/2015/0402/index.html
　http://www.mlit.go.jp/common/001085576.pdf
　・スズキ バイク5車種 走行中にエンジン停止の恐れ■詳細はこちら
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アングル：ＥＵ内で低下する英国の影響力、不透明な先行き反映

　

　［ブリュッセル　２９日　ロイター］ – キャメロン英首相は５月に再選された場合、欧州連合（ＥＵ）との関係を見直す再交渉を行った上で２０１７年にＥＵ残留の是非を問う国民投票を実施するとしているが、国民投票の有無にかかわらず、すでに英国のＥＵ内での影響力は低下しつつある。

　ＥＵ加盟国は英国の残留を望んでいるものの、是が非でも、という訳ではない。ベルギー、ドイツ、フランスなどは、キャメロン首相が再選された場合にＥＵとの再交渉で何を目指しているのか明確でない、と不満を募らせている。

　メルケル独首相に近いある関係筋は「真のリスクは、加盟国がとても応じられないような要求を突き付けてくることだ」と指摘した。

　メルケル首相はフランスとバランスを取るために英国をＥＵにとどめるたいと思っていて、そのためにあらゆる措置を講じる、とのキャメロン首相陣営の考えは間違っているかもしれない。

　こうした前提の下、キャメロン首相は２度にわたり孤立している。２０１１年にＥＵ財政協定に拒否権を行使した際と、昨年ユンケル氏の欧州委員長への選出を反対した時だ。

　英国が長年友好な関係を築いてきたポーランドなど東欧諸国も、キャメロン首相の反移民発言を受けて距離を置いており、その他の加盟国も、ＥＵに残留するかどうか分からない国と域内の交渉で協力することに後ろ向きだ。

　キャメロン首相自身、党内のＥＵ懐疑派やＥＵ離脱を主要政策に掲げる英国独立党（ＵＫＩＰ）からの圧力に押され、ＥＵとの再交渉で何を求めるのか意図的にあいまいな表現を用いている。

　先週のテレビインタビューでも、キャメロン首相は「現時点でのＥＵとの問題は、良い面もあるが英国民が怒りを覚えるような点が多すぎることだ。ＥＵは『機関』というよりも『国家』になろうとしており、多くの権限を持とうとしている」と述べている。 続く…

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