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中京大入学式 本郷選手笑顔
中京大の入学式が1日、名古屋市中区の日本特殊陶業市民会館で行われ、フィギュアスケートの本郷理華選手(18)も出席した。
3月の世界選手権で6位に入った本郷選手は、スポーツ科学部競技スポーツ科学科に入学。豊田市の豊田キャンパスにあるスケートリンクを拠点に、練習と勉学を両立させていく。
真新しいスーツ姿の本郷選手は「少しでも自分の競技に役立つような知識を身につけたい。スケートリンクが大学にあることをうまく活用して、もっと上を目指して頑張っていきたい」と笑顔を見せた。
<選抜高校野球>気比 最高V
◇福井に悲願の大旗
- 初優勝を決めアルプススタンドへ向かって走りだす敦賀気比の選手ら(1日午後、甲子園球場で)=秋月正樹撮影
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県勢で初めて手にした優勝にスタンドが沸きかえった。1日、東海大四(北海道)との決勝を3―1で勝利し、出場32校の頂へ上り詰めた敦賀気比。ともにエースが踏ん張る投手戦となったが、終盤、またも松本哲幣選手が値千金の一発を放った。小雨の中、スタンドの声援が歓喜に変わり、快挙をいつまでもたたえた。
先制された後の一回裏、先頭の篠原涼主将が中前安打で出塁すると、続く中井基継選手の犠打などで二死一、二塁の好機を作り、山本皓大(こうた)選手の右前適時打で同点に追いついた。
その後は四回、無死満塁で無得点に終わるなど、あと一本が出ない展開。八回、平沼翔太選手の四球と山本選手の犠打で一死二塁の好機を作ると、準決勝で2打席連続満塁本塁打の松本選手が左翼ポール際に2点本塁打を放ち、相手を突き放した。松本選手は大会最多タイの1大会個人通算3本塁打を記録した。
エース平沼選手は四回まで毎回四死球を与える苦しい投球だったが、「走者を出しても本塁を踏ませなければ良い」と八回無死二、三塁のピンチでもスクイズを外すなど、要所で冷静な投球が光った。速球にスライダー、チェンジアップなどの変化球を織り交ぜて146球を投げ抜き、今大会全5試合で完投した。
東哲平監督は「苦しい展開だったが、平沼を中心によく踏ん張った。1戦ごとに成長する選手たちが本当に頼もしかった」と話した。
◇信頼応え 雨のち笑顔
- 1回敦賀気比2死1、2塁、山本が同点の適時打を放つ(投手・大沢)(1日)=川崎公太撮影
2度目の甲子園は、実は苦しかった。チームの快進撃の陰で、主軸の5番でありながら、山本皓大選手は準決勝までの4試合すべてで無安打無打点。準々決勝では自らの失策から同点に追いつかれ、試合後、周囲もはばからず号泣した。その夜は眠れなかった。
なぜ、こんな自分を監督は使い続けるんだろう――。
準々決勝はサヨナラ勝ちしたが、強肩を自負する中堅手だけに、さすがにふさぎ込んでいると、同じ外野手の森茂樹選手らが「あれは捕れるやろ~」と笑い飛ばしてくれた。「少しでも気持ちを軽くしてやりたい」との思いからだった。
守備よりはるかに深刻だったのが、自分の打撃。昨夏の甲子園でベスト4に入ったレギュラーで、新チームでも仲間を引っ張る名実とも主軸のはずなのに、今大会直前、プレッシャーから極度の不振に陥った。
それでも、東哲平監督は「これまで中軸として活躍してきた。信頼している」と先発を外さなかった。昨秋の公式戦で4割2分1厘の高打率を残した実績を忘れていなかったからだ。
「打ってこい!」
決勝。先制を許した後の一回二死一、二塁で打席へ。ベンチの声援に「もう強気でいくしかない」と吹っ切れた。真ん中への直球を振り抜くと、打球は一、二塁間を破った。待望の初安打は相手に流れそうな勢いを引き戻す同点打になった。
試合終了と同時に、また涙があふれた。「ようやく少し貢献できた。使い続けてくれた監督に感謝したい」。くしゃくしゃで、最高の笑顔になった。
(平井宏一郎)
- 1回敦賀気比2死1、2塁、山本が同点の適時打を放つ(投手・大沢)(1日)=川崎公太撮影
自慢の庭見に来て 熊野
花を植えた自宅の庭や、商店の花壇などを公開する「オープンガーデン熊野2015」が1日から、熊野市内で始まった。5月6日まで。
同市内で花を植える活動を続けている「くまの花いっぱいネットワーク」が開催、今年は19の個人や商店などが参加している。
同市井戸町の山本加代子さん(72)は、ビオラやポピーなど約40種の花を花壇や植木鉢に植えており、「もう少しすると、チューリップなどが咲き、見頃を迎える」と笑顔で話す。山本さん宅では期間中、12日を除く土日曜日の午後、お茶席(無料)も用意している。
ガイドブックはJR熊野市駅前の市観光公社で配布。問い合わせは事務局の市長公室(0597・89・4111)。
また、スタンプラリーも同時開催で、15か所以上を訪れると市の特産品が抽選で当たる。22、25日にはガーデニングの専門家と共に8か所前後を巡るツアーも開催。参加費は2980円(昼食代など含む)。ツアーの申し込みは同公社(0597・89・2222)。
「挑戦」誓いの春
◇新年度スタート
新年度を迎えた1日、府内各地で入庁式や新組織の発足式が行われた。新たなスタートに、職員らは気を引き締めていた。
■府庁
府庁では、398人の新規採用職員に松井知事から辞令が交付された。代表の六田将哉さん(29)は「府民の皆さんに、最高の公共サービスを提供できるよう頑張ります」と決意表明。松井知事は「誠実に府民の思いを受け止め、自律的に行動する公務員となってほしい」と述べた。
府と府内27市町が合同で地方税を徴収する「府域地方税徴収機構」がこの日、発足。本部を府咲洲庁舎(大阪市住之江区)に置き、職員約40人が滞納が問題となっている地方税の徴収率アップに乗り出す。また、府は、人口減少社会対策推進会議の初会合を開き、政府のまち・ひと・しごと創生本部が求める総合戦略を年度内にまとめることを確認した。
- 辞令を受け取る新入社員たち(新関空会社で)
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■新関空会社
関西、大阪(伊丹)両空港の運営権売却(コンセッション)に伴い、来年1月頃にも民間企業による運営開始を予定している関西空港では、新関西国際空港会社が、グループ会社2社と合同での入社式を行った。
3社の新入社員31人を前に、新関空会社の安藤圭一社長は「空港ビジネスモデルの変革に向け、果敢に取り組んで頂きたい。初心を忘れることなく、時代をリードしてほしい」とあいさつし、辞令を交付した。新入社員を代表して決意表明した、浅田佳奈子さん(23)は「(運営権売却に)不安もあったが、新しいことに挑戦する期待の方が大きい」と話した。
■大阪観光局
- 観光局長に就任し、抱負を語る溝畑氏(大阪市中央区で)
音楽イベントを巡る多額の赤字が昨年度、問題化した大阪観光局(大阪市中央区)は1日、新局長に元観光庁長官の溝畑宏氏(54)を迎えた。記者会見した溝畑氏は「オンリー大阪と言える資源を掘り起こし、大阪、関西をもっと元気にしたい」と抱負を語った。
サッカーJリーグ・大分トリニータの運営会社の社長も務めた溝畑氏は、プロスポーツチームの多い大阪を「一流のスポーツが見られる聖地」と評価し、スポーツを観光戦略に取り込むアイデアを明らかにした。
観光局は、赤字問題で上部組織の公益財団法人・大阪観光コンベンション協会との連携の悪さが指摘されたことを受け、組織を一体化。同日、協会の名称を「公益財団法人・大阪観光局」に改めた。
■府教育委員会
パワハラ問題で前教育長が辞任したことを受けて、1日に新教育長に就任した向井正博氏(60)は、松井知事から辞令を受け取り、「課題が山積している教育行政を支えてほしい」との激励を受けた。
記者会見で、向井氏は「学力向上と社会で自立する力の育成に特に力を注ぎたい」と強調し、2年連続全国平均を下回った全国学力テストの成績を、全国平均並みに上げることを目標に掲げた。
■府警
女性や子供を狙った犯罪や街頭犯罪に対応するため、府警は「犯罪抑止戦略本部」(90人態勢)を発足させた。防犯カメラ画像の収集・解析を専門に行うなどし、捜査現場を後押しする。
同本部はこれまであった犯罪対策室と犯罪捜査支援室が統合する形で構成。画像解析のほか、犯罪手口の情報分析などを担当。防犯活動で自治体や事業者、地域住民との連携を強化していくという。
発足式では、樋口真人・府警本部長が「巧妙化する各種犯罪に対し、スピーディーかつ的確に対応してほしい」などと訓示した。
一方、全国初の専門部署として1日に新設された府警の「自転車対策室」と高槻署は、高槻市内の交差点で夜間の自転車利用者への指導取り締まりを行った。同室員と高槻署員計12人が、信号無視をした違反者に交通切符を切ったり、イヤホンで音楽を聞きながら運転していた利用者に警告したりした。
- 観光局長に就任し、抱負を語る溝畑氏(大阪市中央区で)
「丹鉄」よろしくね/駅名看板序幕も
北近畿タンゴ鉄道(KTR)の運行が高速バス会社傘下の「ウィラートレインズ」に引き継がれ、「京都丹後鉄道」(丹鉄)として再スタートした1日、駅名が変更された京丹後市網野町の夕日ヶ浦木津温泉駅(旧・木津温泉駅)では駅名看板の除幕式が行われ、地元住民ら約20人が参加した。
式で、中山泰市長は「丹鉄が、沿線市町の未来の発展をリードする象徴となることを願う」とあいさつ。中山市長ら8人が幕を引いて、「夕日ヶ浦木津温泉駅」と記された看板がお披露目された。
続いて、府立網野高吹奏楽部がアニメ「銀河鉄道999」のテーマ曲を演奏し、花を添えた。通学に利用している同高3年の井上綾さん(17)は「鉄道が無くなると、交通手段が減って不便になる。新しくなることで、多くの人に乗ってもらえるようになれば」と話していた。
宮津駅(宮津市)でも歓迎行事が行われ、宮津市立宮津小の児童約20人が到着した列車に、「これからよろしく京都丹後鉄道」と書かれた横断幕を掲げ、乗客らを迎えた。