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蒲郡みかんでフルコース 肉などに香り生かす
地域ブランドの「蒲郡みかん」を料理に取り入れ、地元ならではの特色を出そうと、蒲郡市観光協会の研修会が蒲郡クラシックホテル(竹島町)で開かれた。ホテルや旅館の料理長ら85人が参加し、さまざまにミカンを使ったフルコースを試食。さわやかな香りの生かし方を学んだ。
同協会では2008年から地元の食材を使った料理の研修会を開いている。26回目となる今回は、同ホテルの波多野忠明総料理長(54)が考案したフランス料理6品のフルコースが紹介された。ワイン煮の牛フィレ肉にミカンソースをかけたもの、丸ごとシロップで煮たミカンにチーズケーキを詰めたデザートなどで、どの料理も上品なミカンの香りが漂い、参加者を楽しませた。
波多野さんは「優しい風味が素材の味を引き立ててくれるが、ミカンの香りは熱に弱く、皮を上手に使うなど工夫が必要」と話していた。出されたフルコースは研修用にミカン料理ばかりを並べたもので、一部を除いてレストランのメニューには載せていないが、要望があれば8000円で提供するという。
ワシントンに苗木1世紀…日米友好桜スイーツ
1912年に伊丹市東野地区で育てられた桜の苗木が日米友好の証しとしてワシントンに贈られた史実を広く伝えようと、桜をテーマにしたスイーツやお茶などが同市内で特別販売されている。
元号が明治から大正に変わった年、日本政府は病害虫に強いとされた東野産の桜に、東京・荒川の桜を接ぎ木して育苗した約6000本を進呈。約半数はワシントンのポトマック河畔に根付き、今も桜の名所として親しまれている。2012年には同所から「里帰り桜」が届き、同市の瑞ケ池公園や市立図書館「ことば蔵」などに植えられ、1世紀を超えた交流が続く。
- 桜色をした日本酒などの記念商品
今回は市の呼びかけに応じ、市内の和、洋菓子店7店が桜にちなんだオリジナルのスイーツを考案。桜風味のクリームをたっぷり使ったモンブランや、花をまぜて焼き上げたシフォンケーキ、葉と花びらで風味をつけた白あん入りのどら焼きなど、創意あふれる品々がそろった。各店で4月中旬まで販売する。
また、市内の製茶店や酒造会社では、桜の香りがするお茶や、赤米を使った桜色の日本酒などを記念商品として販売。市の担当者は「桜の歴史に思いをはせながら楽しんで」とアピールしている。参加店などの問い合わせは、市都市デザイン課(072・784・8068)へ。
選抜高校野球 気比、夏の雪辱に燃える
◇決勝かけ31日大阪桐蔭戦
選抜高校野球大会第10日の31日、敦賀気比は春夏通じて初の決勝進出をかけ、準決勝第1試合で大阪桐蔭(大阪)と対戦する。昨夏の準決勝で敗れた相手に雪辱するため、ナインは30日、兵庫県西宮市内のグラウンドで約2時間汗を流した。
準々決勝ではサヨナラ勝ちを収め、士気はますます向上。この日はフリー打撃で、大阪桐蔭の左腕エースらを想定して登板した左投げ投手を相手に、篠原涼主将らが疲れも見せず、鋭い打球を飛ばしていた。
3試合連続で完投したエース平沼翔太投手はキャッチボールのほか、40球ほど投げ込むなどして調整。「体に多少、張りはあるが、問題ない。相手に関係なく自分のピッチングがしたい」と意気込みを語った。
東哲平監督は「全国トップクラスの強豪と夏春連続で戦えるのは楽しみ。集中力を切らさず、粘り強く戦いたい」と話した。
困窮者へ食品無償提供 協定結ぶ
県社会福祉協議会(岐阜市)と、フードバンク「NPO法人セカンドハーベスト名古屋」(名古屋市北区)は30日、生活困窮者へ食品を無償で提供する事業に、連携して取り組む協定を結んだ。同社協によると、都道府県社協とフードバンクが連携するのは全国初という。(宮地語)
県内の市町村役場や市町村社協の窓口に自立支援の相談に訪れた生活困窮者に対し、支援が必要と社協が判断した場合、同法人に申し込む。同法人は食品を各社協に発送し、社協職員から生活困窮者に手渡される。
提供される食品は、同法人が食品メーカーから、規格外だったり、賞味期限が近付いたりしたものを譲り受けたもので、米5キロ、缶詰、調味料、菓子などの詰め合わせ。生活困窮者の生活実態に応じた中身となっており、成人1人の3週間分に相当する。支援を受けられるのは、原則として1人3回まで。
4月から施行される生活困窮者自立支援法では、自治体に困窮者のための相談窓口設置を義務づけており、町村の相談支援事業は県社協が受託する。食料支援は法に定められてはいないが、需要が高いと想定されることから、県社協が独自に行うことにした。今回の協定で、県社協が主体的に事業を進める町村と、独自の支援を検討している大垣、下呂市を除く19市の住民が支援を受けられるようになる。
30日に岐阜市内で行われた協定締結式には、同社協の片岡秀男事務局長と、同法人の本岡俊郎理事長が出席。片岡事務局長は「生活困窮者から相談を受ける中で、フードバンク事業の大切さを感じていた」と語り、本岡理事長は「行政の現場で、相談に来た人に食べ物を渡す例はこれまでにない。社協のネットワークを生かしてもらい、きめ細かい支援につなげたい」と期待を込めた。
都市の変遷伝える洛中洛外図/京都文化博物館特別展
京都の〈肖像画〉とも言われる「洛中洛外(らくちゅうらくがい)図」から都市の変遷をたどる特別展「京(みやこ)を描く」が、京都文化博物館(中京区)で開かれている。4月12日まで。
京の名所や四季の歳事などが織り込まれた同図は、一双の屏風(びょうぶ)に京の市中(洛中)と郊外(洛外)が鳥瞰(ちょうかん)するように描かれた絵画。同博物館によると、室町時代後期に登場し、幕末まで人気の題材として描き続けられ、これまで100点以上が確認されているという。
会場には、洛中洛外図が描かれた屏風、京の祭礼が描写された絵巻物など46件を展示。公家や武家の邸宅が多く確認できる現存最古の屏風(室町後期、国立歴史民俗博物館所蔵)や、西洋画の影響を受けたとされる寂光院の屏風(江戸時代中期)などが並ぶ。
伏見区の主婦池村奈津子さん(70)は「なじみのある建物が描かれているので、当時の人々の都市に対する捉え方を身近に感じることができる」と興奮していた。問い合わせは同館(075・222・0888)。