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スイセンの香 春駆け足
庄原市の国営備北丘陵公園で、約600品種110万本のスイセンが白や黄色の花々を咲かせ、行楽客を楽しませている=写真=。来月中旬までが見頃。
公園職員が昨年11月から園内の1.1ヘクタールの「スイセンガーデン」に球根を植え、大切に育てた。日本水仙協会の宮田潤二郎会長が育成し、昨年11月に同公園に寄贈した新品種「備北の丘」「庄原の春」も楽しめる。
公園では4月10日までイベント「スイセンファンタジー 2015」が開かれ、週末には切り花体験や観察会もある。29日午前10時からは、中国横断道尾道松江線の全線開通を記念したコンサートや沿線の特産品販売などがある。入園料は高校生以上410円、小中学生80円、乳幼児無料。開園は午前9時半~午後5時(入園午後4時まで)。問い合わせは同公園(0824・72・7000)。
枝いっぱいミモザの黄 小豆島
小豆島町の観光農園「小豆島オリーブ園」でミモザの花が見頃を迎えている。
オーストラリア原産のマメ科の低木で、アカシアの一種。園が1974年に遊歩道沿いに苗木を植え、約110本を育てている。
陽光を浴びて枝を覆うように、ふわふわと黄色く輝き、大阪から観光で来た女子大生(19)は「枝いっぱいに花をつけた立派なミモザを見るのは初めて」と喜んでいた。今月中は、満開が続くという。
おさかな開くとロードマップ
本物そっくりな鋳物の魚のオブジェ16体が並ぶ「おさかなロード」(境港市)を紹介するマップ5000部を、地元の商店主らでつくる「元気みなと商店街」が作った。4月から、JR境港駅近くの観光案内所などで配布する。
二つ折りで、A4判ほどの大きさ。特産のクロマグロの形にした。
見開くと中央に地図があり、オブジェのイラストを配置。沿道の食堂やカフェ、居酒屋、喫茶店などの飲食店、陶器店なども写真入りで紹介している。
同商店街は「魚のまちを盛り上げるロードに来てもらい、この地図を手に楽しんで」とPRしている。
平和に感謝 糸満応援…沖縄戦時の島田知事母校兵庫高生
25日の選抜高校野球大会に登場した糸満の地元・沖縄県糸満市は、70年前の沖縄戦で、当時の島田叡(あきら)知事が消息を絶った地。アルプス席には、島田元知事の母校・兵庫高(旧制神戸二中)の野球部員約40人も応援に駆けつけ、両校の部員たちは、平和の尊さと野球ができる喜びをかみしめた。
島田元知事は1945年1月、沖縄に官選知事として赴任。同年6月に消息を絶つまで住民の疎開などに尽力し、今も県民から「島守(しまもり)」と慕われている。神戸二中、東京帝大(現東大)時代は俊足巧打の選手として活躍し、沖縄県の高校野球新人戦優勝校には、元知事の名を冠した「島田杯」が贈られている。
糸満の上原忠監督(52)の母は沖縄戦で両親、きょうだいを失っており、監督は「戦後70年の節目での出場。子どもたちが、平和や命の大切さについて考える絶好のタイミング」と考え、今月中旬、島田元知事の碑がある兵庫高を訪問したり、練習試合を行ったりした。
この日、糸満は天理(奈良)に敗れたものの、中盤まで接戦を演じ、後半も粘りを見せた。兵庫高の滝下征宜(せいぎ)主将(17)は「糸満高の選手と交流し、当たり前に野球ができるのは平和だからだと改めて感じた。この縁を大切にしたい」と話した。
試合後、上原監督は「子どもたちには島田さんのように野球を通じて人間性を高めていってほしい」と言い、比嘉海斗選手(17)は「島田さんのおかげで祖父母が生き残ってくれ、自分がこうして甲子園でプレーできた。夏には必ず戻ってきて、島田さんに勝利をプレゼントし、校歌を歌いたい」と誓っていた。
五月人形 華やぐ空港
中部国際空港(常滑市)の国際線到着ロビーに、勇壮な五月人形が登場した。旅行者らが興味深そうに飾り付けに見入ったり、記念写真を撮ったりしている。
端午の節句に合わせて日本の伝統文化を紹介しようと、知多市歴史民俗博物館が毎年、飾っている。人形は同館に一般の人から寄贈されたもので、昭和30年代に作られたと思われる。キリッとした表情の武者、よろいやかぶと、勇ましい武者の絵が描かれたのぼり、色鮮やかな吹き流しなどが飾られている。展示は5月12日午前までの予定。