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後発医薬品テバ、米マイランに1株82ドルで買収提案
[テルアビブ/ニューヨーク 21日 ロイター] – イスラエルの後発医薬品(ジェネリック)メーカー、テバ・ファーマシューティカル・インダストリーズ(TEVA.TA: 株価, 企業情報, レポート)(TEVA.N: 株価, 企業情報, レポート)は21日、同業の米マイラン(MYL.O: 株価, 企業情報, レポート)に対して1株82ドルの株式および現金による買収提案を行ったことを明らかにした。
提示額は今年3月10日時点のマイラン株に48%上乗せした水準。テバはこの日以降「両社の取引をめぐるうわさが広まった」とした。
Thomson Reuters 2015 All rights reserved.
米ベライゾン、第1四半期利益が予想上回る 後払い契約者純増
[21日 ロイター] – 米通信大手ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ.N: 株価, 企業情報, レポート)が発表した第1・四半期決算は、利益が市場予想を上回った。データプランの利用者が使用機器を増やし、後払いプラン(ポストペイド)契約者数は純増だった。
自社帰属の純利益は42億2000万ドル(1株当たり1.02ドル)。前年同期は39億5000万ドル(同1.15ドル)だった。
売上高は319億8000万ドルで、308億2000万ドルから増加した。
トムソン・ロイター・エスティメーツのまとめたアナリスト予想は、1株利益が0.95ドル、売上高は322億7000万ドルを見込んでいた。
21日寄り付き前の米国株式市場で、同社の株価は0.6%増の49.65ドル。
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「American Wagyu」高まる人気 輸入和牛より安価、生産数4割増
米国で脂の乗った肉質の「アメリカン(米国産)和牛」の生産熱が高まっている。米国では赤身の牛肉が主流だが、近年はサシの入った和牛の人気も上昇中。米国の畜産関係者は日本からの輸入和牛よりも安価で提供できる米国産和牛の人気がさらに高まるとみて、生産頭数を着実に増やし始めている。米国では数十年前に登場した「アンガス牛」がブランドを確立した前例もあり、関係者の間では日本など海外への積極展開も見据えたビッグビジネスへの期待が広がっている。(テキサス州サレード 小雲規生)
◆需要に追いつかず
「次に登場するのは素晴らしい雌牛です。彼女の体の大きさをごらんください」。11日のテキサス州サレードの農場。テキサス和牛協会主催のオークション会場に米国産和牛が引き出されると、競売人のリズミカルなせり声とともに次々と落札されていった。
米国産和牛は日本から米国に持ち込まれた和牛の血統を引く肉牛。米国和牛協会によると、米国産和牛の推定頭数は和牛同士をかけあわせた「フルブラッド」で5千~1万頭、和牛と別の品種による「ハーフブラッド」で5万頭程度。2014年には前年比40%増の2600頭が新たに登録された。
首都ワシントンのあるレストランでは、米国産和牛のステーキは12オンスで92ドル(100グラムあたり約3200円)で提供されている。一般的なステーキより数倍高いが、「舌の上で溶けるような軟らかさ」との評判で人気が上昇中だ。同協会のマイケル・ベーティー事務局長は「今は米国産和牛への需要に生産が追いつかない状態だ」と話す。
◆ブランド牛目指し
米国では赤身の牛肉が一般的だが、神戸牛に代表される霜降りの和牛の知名度や評価も高い。ただし日本産和牛のステーキはレストランで1オンスあたり25ドル(100グラムあたり約1万500円)で出されることもある超高級品。米国産和牛の人気には日本産和牛の代替品としての意味合いがある。
生産者らが思い描くのは、米国産和牛を米国のブランド牛の代表格である「アンガス牛」のような存在に育て上げることだ。1980年ごろからブランド展開が本格化したアンガス牛も軟らかい肉質が人気となって生産が拡大。レストランや小売店もこぞってアンガス牛を扱い、現在は年間約30万頭が新規登録されるまでになっており、米国産和牛でも同様のビジネス展開が可能だとの思惑が高まる。
◆日本に輸出も視野
国内市場の先には国際市場も広がる。テキサス州で米国産和牛を手がけるラルフ・リーさん(70)が自ら経営する食肉会社では、米国産和牛の出荷先の15%は中国、シンガポールなど国外で、日本への輸出も見据えている。環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)が実現すれば日本での牛肉関税が下がるとみられ、「より多くの米国産和牛を日本に輸出することができる」とも期待する。
一方、米国産和牛は米国人の好みを反映させ、日本の最高ランクの霜降り牛肉ほどにはサシが入っていないものも多い。生産者の一人は「大きなステーキを食べる米国人は脂が乗りすぎた牛肉だと胃にもたれてしまう」と笑って、米国産和牛と日本産和牛に脂の乗り具合に差があることを認める。
また、米国産和牛の生産規模は日本の和牛に比べてまだまだ小さく、別の生産者は「日本はもっと積極的に血統のいい和牛の生体を米国に輸出してほしい」とこぼす。
しかし、牛肉産業の規模で勝る米国の潜在力は大きい。リーさんは「日本で和牛の価格が高いのは土地の広さの制約などで生産量が限られているから。米国で米国産和牛の生産が増え、日本でも浸透すれば、日本人は望むだけの和牛を今よりも安い値段で買うことができるようになる」と話している。
<上海モーターショー>コンパニオン禁止で演出工夫
【上海・林哲平】20日に開幕した上海モーターショーでは、露出度の高い女性コンパニオンの起用が禁止されたことで、出展するメーカー各社が来場者の目を引こうとあの手この手の演出を繰り広げている。
【写真特集で見る】「露出NG」で変わった…のか? 会場の様子
モーターショーでは展示車の横に立つ女性コンパニオンの服装の露出度が回を追うごとに高くなり、「子どもも来る会場にふさわしくない」と批判が高まっていた。このため、今回は主催者がコンパニオンの起用を禁止する通達を出した。
展示車の横に地味なビジネススーツ姿の係員が立つブースがある一方で、多くのメーカーのブースでは露出度は高くないもののコンパニオン風の女性も健在だ。彼女らは「販売コンサルタント」の呼び名で、車の性能などに関する試験を通過することが条件という。「販売コンサルタント」の女性の一人は「名前が何であろうとお客さまに関心を持ってもらう役割は同じです」と話した。
中には「苦心の作」の演出も。ある中国の自動車メーカーのブースではロングドレス姿の女性がキャンバスに展示車をスケッチするパフォーマンスを披露。別の電子部品メーカーは長身の男性コンパニオンを起用し、女性来場者の注目を集めていた。
大手管理会社が無届け「コンシェルジュ」 マンションクリーニング取り次ぎ
マンション住民の生活の手助けをする管理人「コンシェルジュ」や宅配ボックスで洗濯物のクリーニング取り次ぎをしていながら、東京都内の大手マンション管理会社がクリーニング業法に定められた届け出をしていなかったことが19日、関係者への取材で分かった。マンション住民にとって身近で便利なサービスだが、消費者保護がなおざりにされがちな実態が明らかになった。
関係者によると、同社は高級マンションなどでコンシェルジュや宅配ボックスによるクリーニング取り次ぎをしているが、少なくとも東京都と大阪府の計3物件で同法が定める知事への届け出をしていなかった。中には10年近く届け出のなかった物件もあったという。
クリーニング取り次ぎサービスには洗濯物を店まで運ばずにすむ利点がある一方、料金やミスをめぐるトラブルも絶えない。責任の所在の明確化や衛生管理を図るため同法は、実際に洗濯をする業者だけでなく、取次業者にも営業方法や従業員数などの届け出義務を課している。違反の場合は5千円の罰金で、立ち入り検査などの権限も定められている。
同社は産経新聞の取材に対し事実関係を認め、「同じ業態でも保健所により届け出の必要性の有無の判断が異なるうえ、過去に届け出が必要ないと判断されたところでも最近は届け出が求められるようになってきている。全国的に再確認し、必要があれば届け出たい」と説明。厚生労働省は「コンシェルジュや宅配ボックスによる取り次ぎも届け出の対象だが、誰が届け出るかは保健所が現場の実態に応じて判断している」と話している。