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韓国外相が「米中ラブコール受けるのは幸せ」、韓国世論から「独りよがりの自慢話」との批判―中国メディア
韓国外交部の尹炳世長官が30日、「米中双方からラブコールを受ける状況は、手を焼くようなものではなく、むしろ幸せなことだ」と発言し、韓国の一部世論から「独りよがりの自慢話」と批判されている。31日付で環球網が伝えた。
韓国国内では、米軍の高高度ミサイル防衛体系(THAAD)配備を受け入れるか、中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)の創設メン バーになるかなどの問題において中米の間で板挟みとなり、結論を出せずにいた政府に対する批判が高まっていた。尹長官はこれに反論する形で、「米中双方からラブコールを受ける状況は、手を焼くようなものではなく、むしろ幸せなことだ」と発言した。
また、「われわれは国益を第一に考えて最終判断を下す。高難度外交のような多元方程式を単純な方程式とみなすような幼稚な態度を気にする必要はない」とし、中国主導のAIIBへの加入を決めたことについて、「高難度の外交力を発揮した典型例」とした。
これについて、31日付の韓国紙・中央日報は、一部世論から「独りよがりの自慢話」との批判が上がっていると指摘している。
(編集翻訳 小豆沢紀子)
米中からの「ラブコール」、韓国外相「一種の祝福、高難度の外交力が発揮された」と自賛―中国紙
2015年3月31日、環球時報(電子版)によると、韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外相は30日、「韓国がその戦略的価値により米中双方からラブコールを受けるのは、決して厄介な状況ではなく、難しい二者選択でもない。一種の祝福だ」と述べた。
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韓国・中央日報によると、ユン外相の発言に対し、国内の一部から「独善的な自画自賛だ」との声が上がっている。韓国では最近、米国が配備を目指す高高度ミサイル防衛システム(THAAD)と中国が主導するアジアインフラ投資銀(AIIB)をめぐり「韓国が板ばさみになり、独自の判断ができない」との批判が出ていた。
これに対し、ユン外相は「われわれは国家の利益に有利になる最終判断を下す」と主張。「多元的な手法で進められるハイレベルな外交を、単純で幼稚な観点で見る姿勢を気にする必要はない」と語った。AIIBへの参加については「高難度の外交力が発揮された代表的な例だ」と自賛した。(翻訳・編集/大宮)
中国5大銀行、純利益の伸びは一ケタに鈍化
中国5大国有商業銀行(工商銀行、農業銀行、中国銀行、建設銀行、交通銀行)の2014年度の業績が出そろった。純利益の伸びは2ケタから1ケタに鈍化している。3月28日、中国新聞網が伝えた。
工商銀行の純利益は同5.1%増の2763億元。農業銀行は同8.0%増の1795億1000万元、中国銀行は同8.22%増の1771億9800万元、建設銀行は同6.1%増の2282億4700万元、交通銀行は同5.71%増の658億5000万元だった。
工商銀行の姜建清董事長は「利益の伸びは落ちているが、2014年の利益は2000年以後8年間の利益の合計に相当する。このような業績を実現するのは容易ではない」とコメント。農業銀行の張雲頭取は「経済が新常態(ニューノーマル)に入って銀行業の成長も調整段階にあるが、中国経済の成長速度と調和は取れている」と語った。
一方不良債権比率は2013年に比べて軒並み上昇した。
工商銀行の不良債権率は前年末比0.19ポイント上昇の1.13%。中国銀行は前年末の0.96%から1.18%に、建設銀行は同0.99%から1.19%に、交通銀行は0.2ポイント上昇の1.25%だった。農業銀行の不良債権率は0.32ポイント上昇した。このことについて工商銀行は「引当金の水準は国際銀行業のトップクラスにある」とコメントし、問題ないとの考えを示した。
(編集翻訳 浦上早苗)
<イラン核>最終日ギリギリの攻防 交渉継続は確認か
【ローザンヌ(スイス西部)田中龍士、ウィーン坂口裕彦】イラン核問題の包括的解決に向けた同国と国連安保理常任理事国(米英仏中露)にドイツを加えた6カ国の交渉は31日、スイス西部ローザンヌで「枠組み合意」期限の最終日を迎えた。イランの核開発を制限する期間や制裁解除の手順などで妥協点を見いだせるかが焦点となっている。「政治的相互理解」という表現で、あいまいな位置づけとなっている「枠組み合意」を巡り、ギリギリの攻防が続いている。
同日朝から始まった最終日の交渉には、ケリー米国務長官やイランのザリフ外相ら各国外相が出席。ロシアは、スイスをいったん離れたラブロフ外相の代わりをリャブコフ外務次官が務めた。ロイター通信によると、合意の可能性があればスイスに戻るとしていたラブロフ氏は31日、モスクワでの記者会見で「合意の可能性は高い」と語り、同日中に交渉に戻る意向を示した。
AP通信は31日、当局者の話として、包括合意に向けた交渉継続を確認した共同声明が、6カ国内で準備されたと報じた。
核交渉を巡っては、イランの核兵器製造を懸念する欧米側と、「国際法で認められた権利」として核の平和利用を主張するイランが激しく対立。合意の期限は昨年、2回延長された。2度目の延長を決めた昨年11月には今年3月末を枠組み合意、6月30日を包括合意の期限としていた。
争点の一つは、核爆弾製造につながるウラン濃縮活動を制限する期間だ。欧米は、イランが核爆弾1発を製造するのに必要な濃縮度90%の高濃縮ウランを作るのに2、3カ月で可能と分析。この能力を1年以上に引き延ばすことを軸に交渉を続けてきた。
6カ国側は、ウラン濃縮に必要な稼働済みの遠心分離機約1万基を約6000基に削減することや、すでに製造済みでイランが保有する低濃縮ウランをロシアに搬送する案などを提示。制限期間は10年以上を要求する。
これに対し、イランは10年以上の制限は「受け入れられない」(ザリフ外相)と反発。低濃縮ウランの国外搬送も「レッドライン(譲れない一線)」として一貫して反対してきた。また、高濃縮ウランを扱う研究開発でも平和利用を主張。核兵器開発を疑う欧米側とは依然、溝がある。
経済制裁解除を巡っても双方は対立。イランは、米国、欧州連合(EU)、国連が科す制裁の「全面解除」を6月末の包括合意の条件としている。欧米側はイランの核開発活動の制限に見合った形での段階的解除を主張している。
対サウジ国境で攻撃の応酬=イエメン情勢
【カイロ時事】サウジアラビア軍部隊とイエメンのイスラム教シーア派系武装組織「フーシ派」は31日、両国国境地帯の複数の地域で砲撃やロケット弾による激しい攻撃の応酬を繰り広げた。ロイター通信が伝えた。
サウジ軍などは26日にフーシ派への空爆作戦を開始。交戦は日を追うごとに激化し、サウジが近く地上侵攻に踏み切るのではないかとの観測も出ている。
一方、南部アデン一帯では30日から31日にかけ、フーシ派の砲撃とサウジ軍などによる空爆が繰り返され、少なくとも36人が死亡した。