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春の一服に300人 氷見で読売お茶の会
第605回「読売お茶の会」は29日、氷見市飯久保にある光久寺の茶庭で開かれた。「古儀茶道藪内流」の工藤泰子さんが席主を務め、約300人が春の一服を楽しんだ=写真=。
濃茶席の床には、有栖川宮幟仁親王の筆による桜にまつわる和歌の軸を掛け、花衣と名づけたお菓子や、桜川と銘をつけた水指、桜材を使った茶杓(ちゃしゃく)で春の雰囲気を演出していた。
工藤誠己さん、伊藤朋子さん担当の薄茶席では、境内にある茶庭を見ながらの呈茶で会員をもてなした。
次回は5月17日、射水市の高周波文化ホールで裏千家の上田宗京さん、加納宗恵さんの担当で開かれる。
日野「花嫁行列」再現
出雲街道沿いの宿場町だった日野町根雨で29日、かつて盛んに行われた「花嫁行列」が再現された。この日結婚式を挙げた地元の廣川晃一さん(28)、英里香さん(26)の新郎新婦が、紋付き、白無垢(むく)姿で人力車に乗ってお披露目。沿道の住民から盛大な祝福を受けた。
行列は廣川さんの自宅前から、約1キロ離れた披露宴会場まで繰り広げられた。
新郎新婦には真っ赤な大傘が差し掛けられ、ちょうちん持ちと巫女(みこ)が先導。法被姿の関係者が道具入れの「長持ち」をかついで付き添い、尺八の演奏で「はーめでたや うれしやなー」との長持唄も響いた。沿道の住民は「結婚おめでとう」と書いた紙を掲げたり、花束を渡したりして門出を祝った。
2人は町内の総合スポーツクラブに所属し、バレーボールで知り合った。晃一さんは「想像以上ににぎやかに祝ってもらい、ありがたい」と笑顔。英里香さんは「この地で2人で頑張るという気持ちが強くなりました」と、喜びに目を潤ませた。
花嫁行列は昭和初期に行われなくなっていたが、商工会有志らが実行委員会つくって2013年11月に復活させ、今回が2度目。街道沿いに「たたら製鉄」に関わった旧家やコイを飼う水路が残る歴史的景観を生かした慶事として、注目されている。
薬草カフェで健康満点…ランチなど提供 宇陀
宇陀市大宇陀中庄に薬草「大和トウキ」などを使ったメニューを提供する飲食店「ヒルトコcafe」が28日、オープンした。
「日本書紀」に飛鳥時代の611年に最古の薬狩りが行われた記録が残る同市は「薬草のまち」をPRしている。地元の薬草生産会社「テラス」が実際に味わえる場所を作ろうと、昨年12月から古民家を改修していた。
冷え性などに血行促進効果がある大和トウキの葉を練り込んだハンバーグや、セリを使ったサラダなどを提供するランチ(税別1200円)のほか、大和トウキを含む14種類のスパイスが効いたカレー(同1000円)、薬草入りのパスタ(同)など。
ランチタイムには14席が満席になり、奈良市から訪れた陶芸家、比留間郁美さん(33)は「大和トウキは初めて食べたが、セロリのような香りと味が良かった」と満足そうだった。
午前11時~午後4時で、水曜定休。問い合わせは同店(0745・88・9409)。
米朝落語 魅力に触れる 伊丹で追悼展
上方落語の復興に大きな功績を残し、19日に亡くなった桂米朝さんを追悼する企画展が、伊丹市宮ノ前の市立図書館「ことば蔵」で開かれている。4月30日まで。無料。
同館によると、米朝さんは昭和40年代から同市で、弟子の二代目桂枝雀さんと寄席「米朝・枝雀親子会」を開始。今も毎年行われている一門会寄席へとつながっており、伊丹と関わりの深かった米朝さんをしのぼうと企画した。
3階に設けられたスペースでは、米朝さんが大切にした「一期一会」という言葉を自ら記した色紙や、サイン入りの一門会寄席のポスターを展示。「米朝落語全集」(全7巻)や米朝さんの演目などを基にした絵本「じごくのそうべえ」シリーズなど、同館所蔵の約30冊も並ぶ。
三枝芳美館長(54)は「伊丹市とのつながりを知るとともに、米朝さんが人生をささげた落語の魅力にも触れてほしい」と話している。毎週月曜と4月2日は休館。
選抜高校野球 県岐阜商、好機逃す
県岐阜商は29日、準々決勝で2年前の優勝校の浦和学院(埼玉)と対戦。中盤まで緊迫した投手戦となったが、エース高橋純平選手が終盤に集中打を浴びた。打線も相手の左腕エースに4安打、無得点に抑えられ、ベスト4進出は果たせなかった。
連投となった高橋選手は、浦和学院の強力打線を六回まで4安打、無失点に抑える好投を見せていたが、七回に4安打で3点を失った。八回にも連続二塁打などで2点を追加された。
打線は、一回一死一、二塁の先制の好機を逃し、その後は七回まで得点圏に走者を進めることができなかった。ようやく八回、高橋選手の右前打と敵失、犠打で二死二、三塁と攻めたが、後続が倒れた。
試合後、小川信和監督は「打力のなさを感じた。序盤の好機を逃し、リズムに乗ることができなかった」と振り返った。高橋選手は「打順が2巡、3巡目になると詰まった打球も安打にされた。相手打者が一枚上手だった」と悔いのない表情を見せた。